笛田博昭さん イタリアデビュー! 2012年2月21日
フェラーラ歌劇場 《イル・トロヴァトーレ》

「REVIEW12」に戻る  ホームページへ  笛田博昭・観劇記録
 
 
 僕は笛田博昭さんが名古屋芸術大学の学生の頃から、その力強い声に惹かれて追っかけをしています。
 2009年に第20回五島記念オペラ新人賞を受賞され、現在はミラノ在住。

 昨年(2011年)10月23日(日)にお会いしたときには、「今までは歌やイタリア語の勉強ばかりしていたけれど、これからはオーディションなどを受けて活動の場を広げていきたい」と語っておられました。

 さて、笛田博昭さんのブログ(フエジャコのブログ)によりますと、1月20日~22日にかけて、初めてフェラーラの歌劇場のコンクール&オーディションを受けて優勝されたそうです。

 そして、2月21日に《イル・トロヴァトーレ》のマンリーコでイタリア・デビューが決まったそうです (^_^) !。

 何という理想的なイタリア・デビューでありましょう。

 フェラーラはボローニャとパドヴァとの間に位置する歴史のある街で、ルネッサンス期のエステ家の治世では、詩人アリオストやタッソが活躍しました。

 タッソの『解放されたエルサレム』はヘンデルの《リナルド》の原作となっています。

 歌劇場(テアトロ・コムナーレ)は1798年に完成した馬蹄形の美しい劇場で、同年9月2日にこけら落としが行われたそうです。

 
 
「REVIEW12」に戻る  ホームページへ  笛田博昭・観劇記録