名古屋芸術大学オペラ公演 《こうもり》
2012年2月16日(木)6:30PM 名古屋市芸術創造センター

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 2011年12月10日に愛知県立大学の《こうもり》を見たばかりなのに、今度は名古屋芸術大学の《こうもり》です。
 ついでに書いておけば、名古屋市文化振興事業団では、平成25年2月22日(金)~24日(日)に、アートピアホールで《こうもり》を上演するそうです。


  名古屋芸術大学オペラ公演 《こうもり》
  2012年2月16日(木)6:30PM
  名古屋市芸術創造センター

総監督・演出:澤脇達晴  指揮:山田正丈

 アイゼンシュタイン:加藤利幸
 ロザリンデ:小林由都木(1・2幕) 中村真由子(3幕)
 フランク:伊藤貴之
 オルロフスキー:橋本加恵
 アルフレード:中井亮一
 ファルケ:和下田大典
 アデーレ:若田 瞳
 イーダ:櫻井厚子
 フロッシュ:塚本伸彦、プリント:阿部之悠
 プリント:阿部之悠
 フロッシュ:塚本伸彦

 少し遅れて会場に入ると、オーケストラがない (@o@)。
 昔は古谷誠一さんの指揮で笛田博昭さん達を聴いたものですが、どうなってしまったのでしょう?

 代わりの伴奏はピアノ、フルート、クラリネットに電子オルガンという編成でした。

 指揮の山田さん、演出の澤脇さんは声楽科の先生だと思うのですが、愛知県立芸大公演の指揮:佐藤正浩、演出:飯塚励生という専門家の舞台を見た後では、残念ながら力量と経験に大分差があるようでした。

 キャストでは男声4人が強力。
 ファルケ役の和下田さんは初めて見る方でしたが(十年ぶりだそうです)、かなり舞台慣れした方と思いました。
 御本人のHPを拝見すると、藤原歌劇団の準団員だそうです。

 ロザリンデ役の小林由都木さんは美しい方でしたが、セリフが金切り声で単調。
 舞台に慣れていただいて、今後の活躍を期待したいものです。
 アデーレ役の若田 瞳さんは健闘。
 オルロフスキー役の橋本加恵さんには余裕を感じました。

 舞踏会のシーンでは和太鼓部、ミュージカルコースの出演もあって、名古屋芸術大学の総力をかけた舞台かと思いましたが、それだけにオーケストラがないことに違和感を感じました。
 
 
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