シューマン・カルテット
2012年2月19日(日)3:00PM 宗次ホール

「REVIEW12」に戻る  ホームページへ
 
 
 シューマン・カルテットは第一ヴァイオリン/エリック・シューマン(長男)、第二ヴァイオリン/ケン・シューマン(次男)、チェロ/マーク・シューマン(三男)の三兄弟と、ヴィオラ/後藤彩子という日本人によるカルテット。
 三兄弟の母親は日本人ピアニスト、父親ロベルト・シューマン (@o@) はデュッセルドルフ交響楽団のヴァイオリニスト。
 母親が日本人だと、家庭内は日本語優位でしょうか。

 2007年ケルンで結成され、現在はケルン音楽大学でアルバン・ベルク弦楽四重奏団に師事している。
 2011年第7回大阪国際室内楽コンクールで第2位を受賞した。

 ということですが、どうしてもヴィオラの後藤彩子さんが気になります。
 将来、シューマン姓になるのか? とかね (^_^ゞ。

 シューマン・カルテット
 2012年2月19日(日)3:00PM 宗次ホール

 ハイドン:弦楽四重奏曲 第66 番 ト長調
 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番「クロイツェル・ソナタ」
シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 二短調 「死と乙女」

 ハイドンが始まってビックリしたのが、この66番の四重奏曲が、2日前の2月17日(金)に東京クヮルテットの演奏で聴いたばかりの曲だったこと (@o@)。
 今までに一度も聴いたことのないハイドンのマイナーな曲を一日おいて聴くことになるとはね。

 「しらかわホール」と「宗次ホール」という会場の違いはあるでしょうが、シューマン・カルテットの方がずっとはつらつとした演奏で、気に入ってしまいました。

 全体にレベルの高い演奏だったと思いますが、ヴィオラに今ひとつの自己主張があれば(エベーヌSQやアトリウムSQのように)、もっと感銘は深かったかな?と思います。

 いずれにせよ、また聴いてみたいカルテットでした。

 エリック・シューマンは6月21日に、三ツ橋敬子さん指揮するスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を演奏する予定で、すでにチケットは確保してあります。