尾高忠明&小山実稚恵 『ウィーン・グランド・コンサート』
 2012年4月3日(火)6:45PM  愛知県芸術劇場コンサートホール

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 この日は爆弾低気圧が日本列島を駆け抜けまして、新幹線が止まったとか。
 ホールに電話して、コンサートがあることを確認して出かけました。
 夕方には爆弾低気圧は東京方面に移動したようです。

 『ウィーン・グランド・コンサート』
 トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン
  &名古屋フィルハーモニー交響楽団

 2012年4月3日(火)6:45PM 
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 指揮:尾高忠明 ピアノ:小山実稚恵

 ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》序曲、
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
 R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』

・チラシより
 音楽の都・ウィーンの名門「ウィーン国立歌劇場」、「ウィーン・フィル」等の首席メンバーで構成された「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」と地元・名古屋フィルハーモニー交響楽団との夢の共演。
 2011年は東日本大震災の影響で全公演中止となったが、今回はその復興支援も兼ねての7都市7公演での開催!

 ピアノ協奏曲から聴きました。
 小山実稚恵さんは3月21日に聴いた東フィルのラヴェルよりは良い演奏だったと思います。
 オーケストラのアンサンブルは少々荒かったでしょうか。

 後半の『英雄の生涯』は名フィルも入った巨大なオーケストラでしたが、素晴らしい演奏かと思いました。
 やはり、練習量の違いなのでしょう。
 コンサートマスター(フォルクハルト・シュトイデ)のソロも立派なものでした。

 アンコールの1曲目はヨーゼフ・シュトラウス(ヨハン・シュトラウスⅡ世の弟)の『天体の音楽』。
 ウィーン風の大変美しい演奏で、尾高さんにウィーンフィルのニュー・イヤー・コンサートを振って頂きたいものだと思いました。
 
 2曲目は『雷鳴と稲妻』。
 コンサート前の午後5時頃に、名古屋では凄まじい『雷鳴と稲妻』があったんですよ。
 それで選ばれたわけではないでしょうが、ピッタリの選曲でしたね (^_^) 。