セントラル愛知交響楽団第119回定期演奏会
~聖五月君の奏づる音胸に~
2012年5月11日(金)6:45PM 三井住友海上しらかわホール

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  セントラル愛知交響楽団第119回定期演奏会
    ~聖五月君の奏づる音胸に~

  2012年5月11日(金)6:45PM
  三井住友海上しらかわホール

  ヴェルディ:歌劇《運命の力》序曲
  ヴェルディ:歌劇《アッティラ》前奏曲
  モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調
  ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》序曲
  ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調

  指揮:齊藤一郎
  ヴァイオリン:寺田史人(コンサートマスター)

 2011年10月12日に急逝された元コンサートマスター、浅井万水美(あさいますみ)さんの追悼コンサート。
 齊藤一郎さん(『BS俳句』に出ていてビックリした)の俳句の「君」とは浅井さんのこと。

 インターネットを検索してみると、44歳の若さで肺腺がんとは、いかにも無念で残酷なことです。
 浅井さんといえば思い出すのは2010年7月16日の『シェヘラザート』でしょうか。


 ヴェルディの歌劇《ナブッコ》序曲から聴きました。
 最初のトロンボーンのコラールは、全体としてまとまった音では無く一人一人の音が聞こえてきて、アンサンブルに改善の余地ありかと思いました。
 フィナーレは大変な盛り上がりでした。

 ベートーヴェンの交響曲第2番は齋籐流のスケールの大きい、立派なものでしたが、プラスアルファを求めたい気持ちもあります。
 それが何かは分からないけれど。

 アンコールはいかにもシューベルトらしい和やかな曲で、自分はベートーヴェンの交響曲第2番にこのような音を望んでいたのかな? と思いました。
 ロビーにはアンコール『ロザムンデ』という掲示がありました。
 『ロザムンデ』の音楽は2曲しか知りませんからね (^_^ゞ。