中部フィルハーモニー交響楽団第5回名古屋定期演奏会
指揮:寺岡清高 2012年6月28日(火)6:45開演  しらかわホール

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 小牧市を本拠に活動する、東海地方第3のプロのオーケストラである中部フィルハーモニー交響楽団の第5回名古屋定期演奏会に行ってきました。
 中部フィルハーモニー交響楽団は2000年2月、広く中部圏の「音楽芸術文化の振興と向上」を図ることを目的として設立。
 指揮者には世界的に活躍している秋山和慶を名誉首席指揮者として招聘した。

 このオーケストラを聴くのは初めてです。
 名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団と、新しいオーケストラになるほど名前が大きくなっていくところが面白いで しょうか (^_^) 。

 第5回名古屋定期演奏会  ~ロマン派巨匠の競演~
  2012年6月28日(火)6:45開演  しらかわホール
  指揮:寺岡清高

 ドヴォルザーク:スラブ舞曲 No.1
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲 No.10
 ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ Op.22
 ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 Op.98

 今月はドヴォルザークの記念月かと思うほど、ドヴォルザークの演奏会が続いていま す。

 指揮者の寺岡清高さんは早稲田大学第一文学部卒業。
 桐朋学園大学を経て1992年よリウィーン国立音楽大学指揮科に入学。
 大阪交響楽団常任指揮者。 ウィーン在住。
 ヨーロッパで活動しておられる指揮者のようです。
 6月22日、レオシュ・スワロフスキー指揮のセントラル愛知交響楽団で聴いたときはあれほどワクワクした『スラブ舞曲』が、寺岡さんのもたれたテンポでは全く面白くない。
 指揮者によってこれほど違うのかと驚いてしまいます。

 『弦楽セレナーデ』は爽やかな草原を風が吹き抜けるような曲で大好きなんですが、やはり寺岡さん指揮する中部フィルハーモニー交響楽団の演奏はドヨ~ンとしていて、がっかりでした。

 この指揮者だったら後半の『ブラ4』はどういう演奏になるか分かるし、我慢して聴かなくてもいいでしょう。

 もしレオシュ・スワロフスキーが指揮をしていたら、中部フィルハーモニー交響楽団にセントラル愛知交響楽団のような名演が出来たかどうか‥‥。
 僕は出来たような気がします。