ロハン・デ・サラム & 児玉 桃
2012年10月18日(木)6:45PM 宗次ホール

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 宗次ホールを信頼して、名前を聞いたことも無いチェリストのコンサートに行ってきました。
 2010年9月23日の『ル・ジュルナル・ド・パリ』で気に入った児玉桃さん(美人で音が綺麗)をまた拝見できるのも楽しみでした。

 ロハン・デ・サラム & 児玉 桃
 2012年10月18日(木)6:45PM 宗次ホール

 ロベルト・シューマン:5つの民謡風の小品集
 細川俊夫:チェロとピアノのためのリート
 エリオット・カーター:フィグメント
 ガブリエル・フォーレ:エレジー
 イアニス・クセナキス:「コトス」
 リヒャルト・シュトラウス:チェロソナタ ヘ長調

 1939年生まれのロハン・デ・サラム(73歳、国籍不明)は、11歳の時にガスパール・カサドに師事。
 17歳のときプエルトリコでパブロ・カザルスに学んだ。

 30年間アルディッティ弦楽四重奏団のチェリストとして活動し、退団後は自身の活動に専念している。
 現代音楽の世界的奏者として知られてきている。

 ということで、プログラムも難しそうです。
 そのためか客席が寂しく、30数名でしょうか。

 宗次ホールのツィッターによれば、今回のツアーは東京と名古屋の2公演のみで、東京(津田ホール)での公演はNHKの収録が予定されているとか。
 名古屋の収録でなくて良かったです (^_^; 。

 プログラムは良く分からない曲ばかりでしたが、現代音楽は技術的に難しそうでした。
 クセナキスで「この曲について説明したい」ということで英語の解説がありましたが、聞き取ることができませんでした。
 我ながら情けないことです。

 アンコールの「グラナドスのオペラ 《ゴイェスカス》 の間奏曲を、先生のカサドの編曲で演奏します」というスピーチは聞き取ることが出来ました (^_^) 。