五島史誉&プリマヴィスタ弦楽四重奏団
2013年1月19日(土)5:00PM 電気文化会館ザ・コンサートホール

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 コンサートのサブタイトルが「Graceful & Charming」というんですから大変です。
 チラシを見て「白雪姫と小人たち」を思い出しました。
 ブルーのドレスで現れた五島さんはますます「Graceful & Charming」。
 チェ・ジウさんに似ているでしょうか?

 五島史誉&プリマヴィスタ弦楽四重奏団
 Graceful & Charming

 平成25年1月19日(土)5:00pm
 電気文化会館 ザ・コンサートホール

 ピアノ:五島史誉(ごしまふみよ)
 プリマヴィスタ弦楽四重奏団
 Vn:クシシュトフ・ブゾウカ
    ヨゼフ・コリネック
 Va:ピオトル・パウエル・ノヴィツキ
 Vc:ズビグニェフ・クシミンスキ

 モーツァルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタト長調K.301
 シューベルト:アルペジオーネ ソナタ イ短調
 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調
 シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調

 ピアノの五島史誉さんは岐阜県大垣市出身で、東京藝術大学附属高校を経て同大学卒業。
 フォルクヴァング音楽大学(ドイツ・エッセン)卒業。
 2006年、カッシーナ・デ・ペッキ国際ピアノコンクール第2位、フィリッポ・トレヴィザーン国際ピアノコンクール第2位。
 現在、中部地方・東京を中心に演奏活動を行っておられます。

 プリマヴィスタ弦楽四重奏団はポーランドのオーケストラ「シンフォニア・ヴァルソヴィア」のコンサートマスターを中心として結成された団体だそうです。
 ベテランらしいまとまったアンサンブルで、前日には東京でコンサートがあったようです。

 前半は五島さんとカルテットメンバーとの二重奏。
 アルペジオーネソナタはヴィオラとの、そしてショパンはチェロとの二重奏でした。

 シューマンのピアノ五重奏曲は同じことの繰り返しのようで、僕は苦手です。
 しかし、本日の演奏は爽やかなもので、聴きやすかったですね。
 練習の時間も少なかったと推察されますが、ぴったりと合った演奏で、さすがプロだなあと思いました。