第4回 宗次エンジェルヴァイオリンコンクール本選・表彰式
2013年3月30日(土)1:30PM 宗次ホール

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 第4回 宗次エンジェルヴァイオリンコンクール本選
 2013年3月30日(土)1:30PM 宗次ホール

 演奏順にイ・ユジンさん、チャン・ユジンさんを聴きました。
 いずれも韓国の女性ヴァイオリニストです。

 5人の本戦出場者が選んだのはいずれもチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
 斎藤一郎さん指揮するセントラル愛知交響楽団は立派な演奏で、審査員から高い評価を得ていました。
 
 3番目に演奏した辻彩奈さんは大垣市出身の椙山女学園中学3年生。
 ぜひ聴いてみたかったのですが、一生懸命計算したところ、4時開演の名フィル第400回定期演奏会に5分間遅れるという結果が出まして、ロビーのモニターで拝見しました。
 スピーカーの音も小さかったし、よく分かりませんでしたね。

 名フィル定期を聴いてから宗次ホールに戻り、6時半から開かれた表彰式に参加しました。

 結果は以下の通り。
 第1位 チャン・ユジン
 第2位 ヤン・インモ(韓国人男性)
 第3位 大江 薫(慶応大学1年生)
 第4位 辻 彩奈
 第5位 イ・ユジン

 聴衆賞 ヤン・インモ
 セントラル愛知交響楽団賞 ヤン・インモ
 宗次オーナー賞 チャン・ユジン

 僕は二人の演奏を聴いたのですが、気に入ったイ・ユジンさんは5位となってしまいました。
 これでは審査員はできませんね (^_^; 。
 第一位のチャン・ユジンさんはとても綺麗な方でした。

 表彰式後、パーティがありました。
 審査員のフェリックス・アーヨさんがイ・ムジチ合奏団と初来日したときに、彼らの希望でスズキ・チルドレンが演奏することになり、ホテルのロビーで我々のグループが演奏したのでした。
 アーヨさんとその時の話をして、握手をしていただきました。
 厚く柔らかい手でした。

 セントラル愛知交響楽団のメンバーに聞いたところでは、協奏曲の候補はベートーヴェンやブラームスもあり、最終的に曲目が決まったのは(当然のことながら)数日前だったそうです。
 裏方の大変な努力によってコンクールは支えられているんですね。

 辻 彩奈さんは東京の音楽大学の附属高校に進まれるそうです。

 パーティに出た料理の中では、宗次オーナーが作ったという「CoCo壱番屋」のカレーが早く品切れになったようでした。