ミュージカル 《レ・ミゼラブル》 新演出 3回目
2013年10月18日(金)0:30PM 中日劇場

「REVIEW13」に戻る  ホームページへ  《レ・ミゼラブル》観劇記録
 
 
 3回目の観劇です。

 ミュージカル 《レ・ミゼラブル》 新演出
 2013年10月18日(金)0:30PM
       中日劇場

   バルジャン:福井晶一
   ジャベール:川口竜也
   エポニーヌ:平野 綾
   ファンテーヌ:知念里奈
   コゼット:若井久美子
   マリウス:原田優一
   テナルディエ:萬谷法英
   マダム・テナルディエ:谷口ゆうな
   アンジョルラス:上原理生
   ガブローシュ:鈴木知憲
   リトル・コゼット:武田有紀子

 バルジャンはトリプルキャストなんですが、3日通って、福井さんしか見ることが出来なかったのは心残りでした。
 でもその福井さんは、今日の舞台が一番良かったと思います。

 ジャベールの川口竜也さんは初めて拝見する方ですが、豊かな声量を持つ方で、彼だけマイクの目盛りを変えているのではないかと思うほど。

 マリウスの原田優一さんは経験者だけあって、良いマリウスを見せてくれたと思います。
 バリケードの倒れる場所など、今まで2回のマリウスと違っていました。
 キャストによって演技プランに違いがあるようです。
 コゼットの若井久美子さんは1回目に拝見した方ですが、原田さんが相手だと、ずっと良いコゼットになっていると思いました。

 マダム・テナルディエの谷口ゆうなさんはふつう。
 アンジョルラスの上原理生さんは良かったです。

 1日目のレポートにも書いたように、バリケードの中でアンジョルラスと対抗する立場になるグランテール(菊地まさはる)は重要な役柄ですが、服装が地味なことと、すねて舞台の隅の方にいることもあって、一生懸命探さないと存在を見失うことがありました。
 まあ、バリケードのシーンは、チェックポイントが多すぎるんですがね。
 
 プログラムによれば、ロンドンでは古いバージョンと新しいバージョンが、違う劇場で上演されているそうです。
 どちらか一つなら、やはり古いバージョンを選びたいですね。