イタマール・ゾルマン ヴァイオリンリサイタル
2013年10月24日(木)6:45PM 宗次ホール

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 イタマール・ゾルマン ヴァイオリンリサイタル
 2013年10月24日(木)6:45PM 宗次ホール

 ピアノ:クワン・イ

 イタマール・ゾルマンは1985年テルアビブ生まれ。
 ジュリアード音楽院在学中の2011年に第14回チャイコフスキー国際コンクールにおいて、最高位(第2位)を獲得。
 現在クリスティアン・ テツラフに師事。
 使用楽器は1745年製ピエトロ・グァルネリ。
 内田光子さんが「ゾルマンは心に響く音楽家」と絶賛し、今回の日本デビューになったそうです。

 ピアノのクワン・イについては、プログラムに国籍や年齢など僕が知りたいことが書かれていませんが、アメリカ国籍の韓国人?でしょうか。
 カーティス音楽院とジュリアード音楽院を卒業。
 2010年の第4回仙台国際音楽コンクールで、第6位に入賞しているようです。

 プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ短調
 チャイコフスキー: 「6つの歌」から “ただ憧れを知る者だけが”(エルマン編)
         「6つの小品」から “感傷的なワルツ”(グリューン編)
          ワルツ・スケルツォ ハ長調
 ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調

 後半のプログラムを聴きました。
 ヒンデミットはよく分かりませんでした。
 ブラームスは熱気のある演奏かと思いました。

 アンコールの一曲目はアクロン作曲の「ヘブライのメロディ」という曲で、なかなか魅力的な曲でした。

 10月23日(水)のBSクラシック倶楽部で、エドガー・モローという若手チェリストの「ロココ風の主題による変奏曲」を聴きました。
 この人は1994年フランス生まれ。
 イタマール・ゾルマンと同じ2011年の第14回チャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門で、17歳で第2位になったそうです。
 才能ある素晴らしいチェリストかと思いました。