中部フィルハーモニー交響楽団 第7回名古屋定期演奏会
指 揮:秋山 和慶  ピアノ:佐藤 麻理
 2014年6月20日(金)6:45PM 三井住友海上しらかわホール

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 小牧市を本拠に活動する、東海地方第3のプロのオーケストラである中部フィルハーモニー交響楽団の第7回名古屋定期演奏会に行ってきました。
 中部フィルハーモニー交響楽団は2000年2月、広く中部圏の「音楽芸術文化の振興と向上」を図ることを目的として設立。
 世界的に活躍している秋山和慶さんを名誉首席指揮者として招聘しています。

 中部フィルハーモニー交響楽団 第7回名古屋定期演奏会
 2014年6月20日(金)6:45PM
 三井住友海上しらかわホール

 指 揮:秋山 和慶
 ピアノ:佐藤 麻理

 ベートーヴェン:序曲「コリオラン」ハ短調
 ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調

 交響曲の3楽章から入場させていただきました。
 会場は満席に近い状態で、セントラル愛知交響楽団のコンサートより人数が多い。
 小牧から遠征された人が多いのでしょうか?

 僕は秋山和慶さんの指揮に、あまり感動したことがありません。
 ステレオタイプの幕の内弁当だと感じることが多いんです。
 特に「ベト4」はムラヴィンスキーのテレビ放映を昔に見て震え上がったことがあり、あれ以上の演奏を聴くことは無いだろうと思っています。

 本日の目的はピアノの佐藤麻理さん。
 2012年10月08日にペルチャッハで開かれた第19回ブラームス国際音楽コンクール・ピアノ部門の「優勝者」による、ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」です。

 今までに何回も書いていますが、ペルチャッハは僕の「音楽史跡を巡る旅」を始めるきっかけとなった街
 それは1991年8月7日のことで、計算してみると、佐藤麻理さんが幼稚園に入園された頃のことのようです (^_^; 。

 登場された佐藤さんは黄色いドレスも眩い、ピアニストでした。
 ブラームス国際音楽コンクール・ピアノ部門の「優勝者」というコンクール歴から、これからはブラームスをメインに活動して行かれるのでしょうが、ブラームスにしては音に力強さが足りないと思いました。
 上腕の筋肉トレーニングが必要かな?
 それから、オーケストラだけで演奏する部分の佐藤さんは石像のように固まったまま。
 協奏曲の経験を積めば、余裕も出てくることでしょう。