ジャン=マルク・ルイサダ ピアノコンサート
 2014年11月14日(金)6:45PM 宗次ホール

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 愛知県芸術劇場コンサートホールの名古屋フィルハーモニー交響楽団定期演奏会から、徒歩10分で宗次ホールに到着(8:40PM)しました。
 会場はほぼ満席でした。

 ジャン=マルク・ルイサダ ピアノコンサート
 2014年11月14日(金)6:45PM

 ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調
 シューマン:フモレスケ 変ロ長調
 ショパン:3つのマズルカ
 ショパン:ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調

 ジャン=マルク・ルイサダは、1958年チュニジア出身のピアニスト
 1985年、ショパン国際ピアノ・コンクールで第5位入賞。
 ワルシャワでの成功が彼を国際的キャリアに導くことになりました。

 かつてルイサダのコンサートを聴いたとき、アンコールがとても多かったんです。
 何曲か演奏したあとに、にやりと笑いながらシューマンの『蝶々』を全曲弾いたのには驚きました。
 だから、今日もアンコールが多いのではないかと、密かに期待しておりました (^_^) 。

 客席に着いたのは、ちょうどアンコールの2曲目「ショパン:スケルツォ第2番」が始まるところでした。

 まず、その音量の大きさに驚きました。
 愛知県芸術劇場コンサートホールから、中ホールである宗次ホールに来たためでしょうか?
 演奏は「天衣無縫」でしたね。
 
 3曲目は聴き覚えの無いワルツでした。
 で、アンコールは終わってしまったんですね (^_^; 。
 ルイサダも歳を取り、無理は出来なくなったのでしょうか?

 ルイサダには譜めくりの女性が付いていました。
 宗次ホールのコンサートでは、曲が終わると譜めくりの女性がピアノのふたの後ろに隠れたり、普通では無い行動をすることがあるんです。

 今回の女性は演奏が終わると椅子に座ったままルイサダに拍手をするんですね。
 きっと、お友達なのでしょう。
 このようなマナーを見るのは初めてで驚きましたが、親密な感じがあって、けっこう良いものだと思いました。