マレイ・ペライア&アカデミー室内管弦楽団
2014年11月15日(土) 3:00PM 豊田市コンサートホール

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 僕はモーツァルトのピアノ協奏曲では「21番」が大好きで、特に第1楽章の第2主題。
 アルフレード・ブレンデルの千円レコードを繰り返し聴いたものです。

 ところが21番の協奏曲は演奏される機会が少なく、マレイ・ペライアがソロを弾くという絶好の機会を逃すまいと、豊田市コンサートホールまで遠征しました。
 昨日の豊田スタジアム、日本代表×ジャマイカ代表のサッカーでは大騒ぎになったであろう豊田市駅はすっかり静けさを取り戻していました。

 マレイ・ペライア&アカデミー室内管弦楽団
 2014年11月15日(土) 3:00PM
 豊田市コンサートホール

 指揮・ピアノ:マレイ・ペライア
 管弦楽:アカデミー室内管弦楽団

 メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲 第7番 ニ短調
 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調
 J.S. バッハ:ピアノ協奏曲 第7番 ト短調
 ハイドン:交響曲 第94番 ト長調「驚愕」

 メンデルスゾーンは指揮者なしの演奏でした。

 お目当ての「ピアノ協奏曲 第21番」は優しく柔らかく、予想通り期待通りの演奏でした。
 第2楽章は映画「みじかくも美しく燃え」で使われ、有名です。

 バッハの協奏曲はヴァイオリン協奏曲第1番。
 この曲はスズキのヴァイオリン教則本の第7巻で、僕も習ったことがあります。

 最後の「驚愕」はベートーヴェン的な力のこもった演奏でした。
 アカデミー室内管弦楽団はネヴィル・マリナーが創立し、1959年に最初の演奏会を行なったそうです。
 思いのほか大きな編成のオーケストラで、団員には年配の方も多く見られました。
 フルートの1番のおじいさんは名手かと思いました。