マレイ・ペライア ピアノコンサート
2011年11月3日(木・祝)3:00PM しらかわホール

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 2時から愛知県芸術劇場コンサートホールで行われたユーリー・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団の演奏会終了後、タクシーでしらかわホールに到着したのは4時7分。
 事前の調査では、後半が始まるのは4時5分。
 ロビーに人はいませんが、スピーカーから音は聞こえてきません。

 微妙な時間らしいので、受付まで走って行くと、「まだ時間がありますのでご安心下さい」という優しい言葉。
 「後半開始は4時5分ではないの?」
 「5分遅れで、10分でございます」
 ということで、なんとか後半のプログラムに間に合いました (^_^) 。

  マレイ・ペライア ピアノコンサート
  2011年11月3日(木・祝)3:00PM しらかわホール

  J.S.バッハ:フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 op.90
  ブラームス:4つの小品 op.119

  シューマン:『子供の情景』 op.15
  ショパン:24の前奏曲より 第8番 嬰へ短調 op.28-8
  ショパン:マズルカ 第21番 嬰ハ短調 op.30-4
  ショパン:スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 op.39

 席に着きますと、意外に観客が少ない。
 僕の席は2階最後列で、それでもS席 13000円。

 先ほどまでいた愛知県芸術劇場コンサートホールのサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団の演奏会は、指揮者と100人のオーケストラで、3階最後列、B席11000円。
 ちょっとペライアには割高感がありましたね (^_^; 。
 
 『子供の情景』は優しい音楽で、心が和みました。
 一方のショパンは、特にスケルツォでスケールの大きい激しい音楽を聴かせてくれました。
 見事なものです。

 アンコールの一曲目は『別れの曲』で、これで終わりなのかと思いましたが、二曲目がありましてこれもショパンの練習曲。

 三曲目はシューベルトの即興曲変ホ長調 Op90−2。
 僕はシューベルトの即興曲が大好きで、ケンプのレコードを毎日のように聴いたものです。
 ペライアの見事な演奏を聴きながら、このような素晴らしい曲を作曲したシューベルトの天才に、改めて感服したのでした。
 
 
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