ジャン=フィリップ・コラール ピアノリサイタル
2014年11月19日(水)6:45PM 宗次ホール

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 ジャン=フィリップ・コラールというピアニストの名前を聞くのは初めてです。
 本日のコンサートは「フランスの粋なピアニストを聴く」として、11月14日(金)に開かれたジャン=マルク・ルイサダとセットになっていて、併せて買うと割引になるので、買ってみたわけです。

 ジャン=フィリップ・コラール ピアノリサイタル  
 2014年11月19日(水)6:45PM 宗次ホール

・ショパン:
 ノクターン 第13番 ハ短調/第6番 ト短調
 ピアノソナタ 第2番 変ロ短調「葬送」
・フォーレ:
 ノクターン 第4番 変ホ長調 /第6番 変ニ長調
 舟歌 第5番 嬰へ短調
・ラヴェル:
 ソナチネ
 「鏡」より~悲しき鳥/道化師の朝の歌

 ジャン=フィリップ・コラールは1948年シャンパーニュ地方に生まれ、パリ国立高等音楽院に異例の若さで入学を許可された。
 16歳の時、満場一致でパリ・コンセルバトワール最優秀賞を受け、その後ロン・ティボー国際音楽コンクールでのグランプリなど、数々の国際的な賞に輝いている。

 初めて聴くコラールは正統的なピアニストで、完璧なテクニックと卓抜な音楽性を持つ、素晴らしいピアニストでした。
 中でも、ショパンの「葬送」(特に第2楽章)には圧倒されました。

 11月14日の「フランスの粋なピアニストを聴く」で、ルイサダはショパンの「ピアノソナタ第3番」を弾いたのでした。
 休憩時間に「ルイサダよりずっと良いね」と声をかけられましたが、僕はルイサダはアンコールしか聴いていないので、何とも言えませんね。

 最近記憶力が低下して、ジャン=フィリップ・コラールとピエール=ロラン・エマールの区別が付かずに困っています (^_^; 。