イェルク・デームス ピアノリサイタル
2014年11月26日(水)6:45PM 電気文化会館ザ・コンサートホール

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 イェルク・デームスは2010年7月21日に「81歳のショパン」を聴いて、高齢にもかかわらず完璧なテクニックと音楽性に仰天してしまいました。
 あれから4年が経ち、ますます歳を取ったデームスはどうなっているのでしょう?

 イェルク・デームス ピアノリサイタル
 2014年11月26日(水)6:45PM
 電気文化会館 ザ・コンサートホール

 モーツァルト:幻想曲ニ短調
 ベートーヴェン:ソナタ第14番「月光」
 シューマン:子供の情景
 ショパン:バラード第3番

 ドビュッシー:ベルガマスク組曲
 フランク:前奏曲、コラールとフーガ

 チラシやプログラムに書かれた曲は、ベートーヴェン、ドビュッシー、シューマンの3曲でした。
 ところがデームスから「プログラムを変更します」というスピーチがあって、以下のように曲目が1.5倍くらいに増えてしまったんです(@o@)。

 「月光」の最終楽章は少しテクニックも緩んだかと思いましたが、ユンディ・リくらいですかね。
 シューマン、ショパン、ドビュッシーが良かったですね。
 フランクの曲は長大で難解でした。

 アンコールは以下の3曲が演奏されました。

 ショパン:ノクターン第5番嬰ヘ長調
 ドビュッシー:『映像第2集』より「葉末を渡る鐘の音」
 ショパン:子守歌

 一番安いCDを買って、サイン会に並びました。
 上のチラシはデームスのサイン付きです。

 小さい声で「How Old are You?」と尋ねたところ、「今は85歳だが、来週には86歳になる」と、大きな声で答えてくれました。