ハイドン・ロンドンセット ツィクルスⅣ ホーネック&名フィル
2015年1月17日(土)4:00PM

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 ソフトの調子が悪くて、なかなかHPの更新も出来ない状態で、困っています。
 まあ、コンサートにも行っていないんですけれどね。

 名古屋フィルハーモニー交響楽団
 ハイドン・ロンドンセット ツィクルスⅣ
 2015年1月17日(土)4:00PM
 しらかわホール

 指揮・ヴァイオリン:ライナー・ホーネック

 ヴァイオリン協奏曲第4番
 交響曲第96番『奇蹟』
 交響曲第102番

 ウィーンフィルのニューイヤーコンサートで、キュッヒルの隣で第1プルットを弾いていたホーネックが舞台に現れただけで、有り難く思ってしまいます。

 ハイドンにヴァイオリン協奏曲があるというのは、このツィクルスが始まるまで知りませんでした。
 プログラムによれば、ハイドンは9曲のヴァイオリン協奏曲を作曲したといわれていましたが、そのうちの5曲は他人の作品なんだそうです。

 ホーネックの楽器はオーストリア国立銀行から貸与されているストラディヴァリウス『ex-Haemmerle』で、きちんとしたメリハリのある演奏かと思いました。

 ホーネック指揮するハイドンの交響曲は、前回(2014年2月8日)と同じように堂々とした音楽で、むしろベートーヴェンを思い出させるものでした。

 ウィーンフィルのニューイヤーコンサートといえば、全然別の話ですが、いま「青い目のヴァイオリニストとの結婚」(新潮文庫)という、キュッヒル夫人の真知子さんが書いた本を読んでいます。
 2014年12月に出版されたこの本がビックリ仰天もので、最初に出てくるのが、真知子さんとビジネスマンの不倫話 (@o@)。
 最終的には東京のホテルでキュッヒルさんを加えた3人の話し合いになり、「真知子さんと結婚したい」というビジネスマンの申し出を、キュッヒルさんが断ったそうです。

 この本によれば、キュッヒルさんは2015年8月にはウィーンフィルのコンサートマスターを定年退職するそうで、そうすると今回が最後のニューイヤーコンサートになるのでしょうか?
 そして、彼の隣に座ったのがホーネックだったということで、無理矢理今回のコンサートと結びつけてみました (^_^ゞ。