小澤征爾音楽塾 喜歌劇《こうもり》 2016年2月24日(水)6:30PM 愛知県芸術劇場大ホール |
小澤征爾さんは80歳だそうで、元気なうちに指揮する姿を見ておかなくてはということで、行ってきました。 小澤征爾さんが指揮をした「ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》」が、2月15日にグラミー賞の最優秀オペラ・レコーディング賞を受賞されまして、ますますお客さんが増えたことでしょう。 ![]() 2016年2月24日(水)6:30PM 愛知県芸術劇場大ホール 音楽監督・指揮:小澤征爾 指揮:村上寿昭 演出:デイヴィッド・ニース 管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ 合唱:小澤征爾音楽塾合唱団 オリジナル・プロダクション:オットー・シェンク ロザリンデ:タマラ・ウィルソン ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン:アドリアン・エレート アデーレ:アナ・クリスティー アルフレート:ディミトリー・ピタス オルロフスキー公:マリー・ルノルマン ファルケ博士:ザッカリー・ネルソン フランク:デール・トラヴィス ブリント博士:ジャン=ポール・フーシェクール イーダ:鷲尾麻衣 フロッシュ:笹野高史 小澤さんは元気そうに登場され、序曲と各幕1曲ずつ(多分)を振られました。 他の曲は村上寿昭さんが振られましたが、音楽に違いを感じませんでした。 村上寿昭(むらかみ としあき)さんは1974年東京生まれ。 桐朋学園大学にて指揮を小澤征爾、黒岩英臣、秋山和慶、各氏に師事。 大学在学中から、サイトウ・キネン・オーケストラなどで小澤征爾氏のアシスタントとして活躍。 現在、ドイツハノーファー州立歌劇場専属第2指揮者。 プログラムが高くて(2000円)買わなかったので、間違いがあるかも知れません。 舞台はウィーン国立歌劇場に出してもいいような立派なもので、演技もウィーンの舞台がそのまま移されているようでした。 第3幕でコーヒーを吹きかけあう場面、カレンダーが32日になる場面などなど。 チラシの下に、オットー・シェンク演出による1986年12月4日メトロポリタン歌劇場のプロダクションだと書かれていました。 装置はギュンター・シュナイダー=シームセン。 古き佳き時代のプロダクションでしょうか。 歌手はそれなりの人が揃っているようでしたが、ロザリンデは肥満体。 オルロフスキー公が弱かったでしょうか。 |