ウィーン紀行(39) 04.1.2(金)
ウィーン国立歌劇場 《こうもり》

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          ウィーン国立歌劇場 《こうもり》
          2004年1月2日(木)19:00

          指揮:フリードリッヒ・ハイダー
          演出:オットー・シェンク

          アイゼンシュタイン:ミヒャエル・ロイダー
         ロザリンデ(彼の妻):ノエミ・ナーデルマン
         アデーレ(彼の女中):アレクサンダー・ラインプレヒト
      イーダ(アデーレの姉妹):ボリ・ケスツァイ
      ドクター・ファルケ(公証人):ゲオルグ・ティッヒー
          アルフレード(歌手):ジャネツ・ロトリック
       プリンス・オルロフスキー:アンゲリカ・キルヒシュラーガー
      イヴァン(プリンスの家来):ミヒャエル・クッヒャー
         フランク(刑務所長):ヴォルフガンク・バンクル
        フロッシュ(彼の部下):ロバート・マイヤー


二幕のカーテンコール カーテンコール


 昨夜のフォルクスオパーに続いて、今夜は国立歌劇場の《こうもり》です。
 舞台装置は書き割りだったフォルクスオパーと較べ、本物の重厚なものです。
 しかし、この舞台はあまり感心しませんでした。

 まず、オルロフスキー役のキルヒシュラーガー。
 衣装も普通のタキシードで、演技も普通。
 昨夜のアネリイ・ペエボのインパクトには較べるべくもありません。

 第二幕にカーテンコールがありまして、中央に寝転がっているのがキルヒシュラーガーです。
 彼女はミレニアムに見た《メリー・ウィドウ》でも感心しませんでした。

 ロザリンデ役のナーデルマンはチューリッヒの《メリー・ウィドウ》ミュンヘンの《リナルド》を見て、けっこうファンだったんですが、エキゾチックで妖艶な彼女のキャラクターはロザリンデには合わなかった印象です。
 「チャルダッシュ」の最高音もやっとかすった程度で、期待していただけに残念でした。

 これで「ブダペスト&ウィーンの旅」はおしまいです。
 次はGWの「プラハの旅」で、半年をおかずに中欧の3つの首都を廻ることが出来るわけです。
 

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