セントラル愛知交響楽団第147回定期演奏会 角田鋼亮
2016年5月13日(金)6:45PM 三井住友海上しらかわホール

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 プログラムによれば、「当団指揮者の角田鋼亮が去る第145回定期演奏会(2016年2月6日)の指揮を評価され、第11回名古屋ペンクラブ賞を受賞し、この5月9日に表彰されました」とのことです。

 セントラル愛知交響楽団第147回定期演奏会 ~円熟と絢爛~

 2016年5月13日(金)6:45PM
 三井住友海上しらかわホール

 指 揮:角田鋼亮(セントラル愛知交響楽団指揮者)
 ピアノ:吉武 優

 ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
 R.シュトラウス:交響曲第2番ヘ短調 Op.12

 後半を聴きました。
 交響曲第2番は1884年、R.シュトラウス20歳の作品だそうです。
 交響詩『ドン・ファン』Op.20(1888年)とは全く違うタイプの音楽(古典派風?)でしたが、第2・3楽章は聴きやすい曲かと思いました。

 NHKテレビで見たパーヴォ・ヤルヴィの学生指揮者の指導で、ヤルヴィは「そんなに拍子を刻まないで。奏者は賢いから彼らを信頼して、フレーズのキャラクターを見せて」と言っていましたが、僕も拍子を刻む指揮者(サイトウメソッド?)は好きではありません。
 強い味方を得たような気がしましたよ (^_^ゞ。

 本日の角田鋼亮さんは、やはり几帳面に拍子を振っているようでした。
 しかし、今までに聴いた角田さんの演奏では、今回が一番良かったような気がします。
 セントラル愛知交響楽団アンサンブルも、レベルの高いものだと思いました。
 オーケストラにレベルの高い演奏をさせる力が角田さんに育ってきているのでしょう。