シャルル・リシャール=アムラン ピアノ・リサイタル
 2016年5月20日(金)6:45PM しらかわホール

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 ショパンコンクールのテレビや2016年1月27日の受賞記念コンサートで聴いたシャルル・リシャール=アムランが気に入ってしまい、チケット発売日にはパソコンの前に座り込み、見事1番目のチケットを確保したのでした。
 ところが、その日に売れたのは僕と隣の席の2枚だけ (@o@)。
 一週間経っても二週間経っても、それ以上チケットが売れることはありませんでした。
 
 ということで、会場はガラガラかと思って出かけたのですが、ほぼ満席でビックリ!
 ソナタの第1楽章の後で拍手があったので、クラシックの演奏会に慣れない招待客を集めたのかも知れません。
 今日が日本ツアーの初日です。

 シャルル・リシャール=アムラン ピアノ・リサイタル
 2016年5月20日(金)6:45PM
 しらかわホール

 ノクターン ロ長調 op.62-1
 バラード 第3番 変イ長調 op.47
 幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61
 序奏とロンド 変ホ長調 op.16
  == 休憩 ==
 4つのマズルカ op.33
 ソナタ 第3番 ロ短調 op.58

 平日なので遅刻して、4曲目から聴くことが出来ました。
 ステージにはYAMAHAのCFXが持ち込まれていました。
 ヤマハピアノの売り上げが伸びることでしょう (^_^) 。

 演奏自体は、今までに何回か聴いているので、最初のような驚きはありませんでした。
 アムランの特徴はその美しい音でしょう。
 また弱い音から強い音までの幅が大きく、音楽の流れは自然です。
 予測通りのコンサートだったでしょうか。

 アンコールは、まず「英雄ポロネーズ」。
 次に「別の作曲家で‥‥」ということで、ルーマニアの作曲家エネスコの「パヴァーヌ」。
 3曲目がベートーヴェンの「ロンド」。
 この「ロンド」が素晴らしかった。
 アムランの美しい音にはベートーヴェンが合うのではないかと思いました。