名古屋フィルハーモニー交響楽団第440回定期演奏会
2016年11月19日(土)4:00PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 僕は名フィル音楽監督である小泉和裕さんの音楽が苦手で、チケットは買わないようにしています。
 しかし、ゲルハルト・オピッツがソリストで、大好きなブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏するということで、行ってみることにしました。
 オピッツのソロコンサートより、オーケストラ付きなのにチケット代が安いんですよ。

 名古屋フィルハーモニー交響楽団第440回定期演奏会
 2016年11月19日(土)4:00PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 指 揮:小泉和裕
 ピアノ:ゲルハルト・オピッツ

 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調
 バルトーク:管弦楽のための協奏曲

 NHKテレビで、パーヴォ・ヤルヴィが学生指揮者の指導をするという番組がありました。
 ヤルヴィは学生に向かい、「もっとオーケストラを信じて、キミはそんなに拍子を振らなくていいんだ。左手は感情を表すために使うんだ」と言っていました。

 今日の小泉さんの指揮は「5分の4」は左右対称で一生懸命拍子を振っていました。
 パーヴォ・ヤルヴィの言葉が思い出されました。

 オピッツのソロもパッとせず、面白くない定期演奏会でした。
 今まで聴いた最高のブラームスのピアノ協奏曲第1番は、2011年9月4日に可児市文化創造センターで聴いたアルミンク&新日本フィルハーモニー交響楽団と清水和音さんによる演奏でした。