辻井伸行×服部百音 究極の協奏曲コンサート
 2017年6月6日(火)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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◇辻井伸行×服部百音 究極の協奏曲コンサート

 2016年11月23日にリサイタルを聴いて、すっかり気に入ってしまった服部百音さん。
 今度は協奏曲を聴きに行ってきました。
 辻井伸行さんとのセットなので、チケットが取りにくかったです。

 辻井伸行×服部百音 究極の協奏曲コンサート
 2017年6月6日(火)6:45PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 指 揮:ニール・トムソン
 管弦楽:日本センチュリー交響楽団

 エルンスト:《夏の名残のばら》による変奏曲
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調

 ショパン:英雄ポロネーズ
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番

 エルンストは11月のコンサートのアンコールでした。
 得意なレパートリーなのでしょう。
 どのように演奏しているのか分からないほどの難曲で、一度楽譜が見てみたいものです。

 チャイコフスキーは6月3日に同じホールで、ベルリンフィル第一コンサートマスターのノア・ベンディックス=バルグリーを聴いたばかりです。
 バルグリーは重音奏法など難しい部分は遅くなってしまうのですが、百音さんは難しい部分ほど速くなって、凄い迫力です。

 辻井さんは、英雄ポロネーズでは音が太くなったかな?と感じましたが、協奏曲はいつものように、清々しい演奏でした。

 アンコールは服部百音さんも登場しての『真田丸』。
 これは良かったですね。

 終演後CDを買って、サイン会に並んでみました。
 ファーストアルバムで、「カルメン・ファンタジー」、ショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲第1番」。
 並んだのは30人くらいでしょうか。
 百音さんは小柄な方で腕も細く、くれぐれも無理はしないで頂きたいと思いました。