田部京子 ピアノリサイタル
2018年6月16日(土)6:00PM 宗次ホール

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僕はシューベルトの「即興曲 D935-2」という曲が大好きで、ウィルヘルム・ケンプの演奏を何度も繰り返し聴いたものです。
 この曲をコンサートで聴く機会は少ないと思うので、中部フィルのしらかわホールから宗次ホールに移動しました。

 田部京子 ピアノリサイタル
 2018年6月16日(土)6:00PM
 宗次ホール

 シューベルト:
  4つの即興曲 D935 Op.142
 メンデルスゾーン:
  「夏の名残のばら」による幻想曲 Op.15
 シューマン:
  謝肉祭〈4つの音符による面白い情景〉Op.9

 田部京子さんを聴くのは初めてです。
 田部さんは東京芸術大学附属高校在学中、日本音楽コンクールに最年少で第1位に輝き一躍注目を集めた。
 東京芸術大学に進学後、文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルリン芸術大学に留学。エピナール国際ピアノコンクール第1位、シュナーベルコンクール第1位、ミュンヘン国際音楽コンクール(ARD)第3位、ショパン国際ピアノコンクール最優秀演奏賞など輝かしい成績を収める。
 ベルリン芸術大学および同大学院を首席卒業。
 現在、演奏活動の傍ら、桐朋学園大学院大学教授、桐朋学園大学/大学院音楽研究科特任教授を務める。

 僕の席は2階の最後列でしたが、最初の音が大きいのに驚きました。
 舞台上には初めて見る白い反響板が2つ並んでいましたが、そのためでしょうか?

 田部さんはバリバリ弾いておられましたが、音が重かったでしょうか?
 デフォルトがケンプなので、ちょっと音楽が違う部分もありました。
 メンデスゾーンまで入った前半で、充分疲れました。
 田部さん、凄いスタミナです。