牛田 智大×齊藤 一郎 セントラル愛知交響楽団
2019年1月13日(日)2:00PM
 碧南市芸術文化ホール エメラルドホール

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 牛田智大さんが第10回浜松国際ピアノコンクールで2位に入賞された後に、このコンサートに気が付きました。
 慌ててホールに電話をして残り少ないチケットを確保してから、「碧南ってどこ?」。

 名鉄本線「知立駅」乗り換え → 名鉄三河線「北新川駅」下車 → 南東方向へ徒歩約5分、というHPの案内に従って「北新川駅」で下車しますが、そこほ寂しい駅前。
 何より芸術文化ホールへの分かりやすい看板がないのが困りました。

 会場のエメラルドホールは碧南市の「碧(みどり)」の字にちなんで名付けられたそうで、客席数は452という中ホール。
 天井からシャンデリアが下がって、上品で素敵なホールでした。
 客席は満員です。

 セントラル愛知交響楽団×牛田智大
 スペシャルコンサート
 2019年1月13日(日)2:00PM
 碧南市芸術文化ホール エメラルドホール

 指 揮:齊藤 一郎
 ピアノ:牛田智大
 管弦楽/セントラル愛知交響楽団

 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 序曲
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調
 ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調

 牛田さんの音を聴いて驚いたのはその転がる珠のように歯切れの良い、柔らかい音色。
 モーツァルトにピッタリです。
 アンコールはショパンの「雨だれ」でした。

 齊藤一郎さんの指揮は大好きで、《フィデリオ》を聴いて、セントラル愛知交響楽団の定期会員になったくらい。
 熱気溢れる「第七」から、アンコールはロココ調のボッケリーニの「メヌエット」でした。

 終演後に牛田さんのサイン会があり、長い列が出来ていました。
 2020年のショパン国際ピアノコンクールには、ぜひ優勝していただきたいものです。


 1月14日(祝)15:00~16:00NHKBSプレミアムで、「『蜜蜂と遠雷』若きピアニストたちの18日」という浜松国際ピアノコンクールの牛田さん密着ドキュメンタリー番組が放送されました。
 有力な優勝候補と考えられていた牛田さんが、第一次予選の結果発表に大変緊張されていたことに、コンクールの怖さを思い知らされました。