アンドレイ・ガヴリーロフ ピアノリサイタル
2019年7月6日(土)6:00PM 宗次ホール

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 アンドレイ・ガヴリーロフ ピアノリサイタル
 2019年7月6日(土)6:0PM 宗次ホール

 シューマン:蝶 々
 シューマン:交響的練習曲
 ムソルグスキー:展覧会の絵

 名フィルの定期演奏会終了後、宗次ホールに移動します
 後半だけ聴く覚悟です。

 アンドレイ・ガヴリーロフは1955年モスクワ生まれ。
 18才でチャイコフスキー国際ピアノコンクール第1位に輝く。
 1994年から2000年まではほとんど演奏活動から離れ、哲学や宗教の研究などをしていた。
 2000年から徐々にコンサートを再開。
 今回は18年ぶりの来日公演だそうです。

 ガヴリーロフは巨漢で、全身の力を込めて、鍵盤を叩きつけます。
 その迫力は凄まじいもので、ピアノでこれほど大きな音を聴いたことはありません。
 最後の音を叩きつけた反動で、ガヴリーロフはそのまま立ち上がってしまいました。
 『展覧会の絵』という曲にピッタリの演奏で、すっかり気に入ってしまいました。

 ショパン:ノクターン第4番ヘ長調
 プロコフィエフ:悪魔的啓示

 アンコールのショパンは打って変わって繊細な音色で、別人のピアニストを聴く思いです。
 プロコフィエフの最後で、ガヴリーロフはまた立ち上がりました。
 最後の退場は手を振りながらで、いい人のようです。