笛田博昭テノールリサイタル 宗次ホール
2019年11月23日(土・祝)5:00PM

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 笛田博昭テノールリサイタル 宗次ホール
 2019年11月23日(土・祝)5:00PM

 ピアノ:小埜寺美樹

・ベッリーニ:フィリッデの悲しげな姿よ
      優しい妖精
      お行き、幸せなバラよ
・トスティ:何を語るのか、賢者の言葉は
     かわいい口元
・ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」より 優しい魂よ
・ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」より 愛さずにはいられないこの想い
・マスネ:歌劇「ウェルテル」より 春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか
          一休憩-
・ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より あれかこれか
                      女心の歌
・ビクシオ:マリウ愛の言葉を
・タリアフェッリ:情熱
・クルティス:帰れソレントへ
・プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」より 間奏曲 *ピアノソロ
・ヴェルディ:歌劇「運命の力」より おお、天使の胸に抱かれている君よ
・プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より 泣くな、リュー

・カルディッロ:カタリ・カタリ
・ララ:ガラナダ
・プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より 誰も寝てはならぬ。

 笛田博昭さんのリサイタルも回数を重ね、プログラムに知らない曲が増えてきます。
 ところが、最初の数音を聴いただけで、僕は痺れ上がってしまうんです。
 大きく声を張り上げられたら、もう大変 (^_^; 。

 中でも「ラ・ファヴォリータ」のアリア(初めて聴いた)は絶品でしたね。
 早く新しいCDを出していただきたいものです。

 アンコール3曲を終わったところで、調子に乗った笛田さんがピアニストに「もう1曲演奏しようよ」
 ピアニストから「楽譜がないからダメ××」などとか言われているようです。
 そこへ、笛田さんの呼びかけで、最前席に座っていた女性が舞台に上がり、「普段着で済みません」などと言いながら、暗譜で「オー・ソレ・ミオ」を弾き始めたんですね (@o@)。

 このピアニストが上手で、笛田さんとの息もピッタリ。
 調査したところ、この方は五十嵐 麻利江さん(五十嵐喜芳さんのお嬢さん)で、笛田さんの今の先生だそうです。
 凄く盛り上がりました。 

 笛田さんは2月8日に愛知県芸術劇場で、藤原歌劇団公演《リゴレット》のマントヴァ公爵を歌われます。
 本日の「女心の歌」の最後は高い音を当てるだけで大変だと思うんですが、ヴァリアンテをいっぱいくっつけて、凄かったですよ。