名フィル第490回定期演奏会 5月15日(土)4:00PM
愛知県芸術劇場コンサートホール
指揮:大友直人 ピアノ:岡田 奏(おかだ かな)

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 入り口に会場には「本日は当日券の発売はいたしません」との掲示がありました。
 12日のコロナの非常事態宣言で、チケットの発売を止めたそうです。
 半分は売れたとか。

 第490回定期演奏会 5月15日(土)4:00PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール
 指揮:大友直人
 共演:岡田奏(ピアノ)

 ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』
 ルーセル:交響曲第3番ト短調
 プーランク:ピアノ協奏曲
 ラヴェル:ボレロ

 新型コロナウイルス感染症の影響により、当初予定の指揮者:ジャン=クロード・カサドシュとピアノ:トーマス・エンコが来日不可となり、指揮者は大友直人、ピアノは岡田奏。
 演目についても変更になりました。

 大友さんも岡田さんも実演を聴くのは初めてです。
 岡田奏さんは函館市生まれ、15歳で渡仏。
 パリ国立高等音楽院卒、日本とヨーロッパを中心に活動している。

 ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』は先日聴いたドヴォルザークの『謝肉祭』より、出来が良い曲かと思いました。

 ルーセル:交響曲第3番ト短調は思いもかけず分かりやすい曲でした。
 古典ではなく現代でもなく、近代音楽でしょうか。
 大友さんの十八番だそうです。

 プーランク:ピアノ協奏曲はあまり分からない曲でした。
 岡田さんのピアノはナイーブでしたが、オケに埋もれる部分もあったような。

 ラヴェル:ボレロはパートによって出来が違う。
 ヴァイオリンは初心者にでも弾けそうなレベル。
 由良三郎『運命殺人事件』では、『ボレロ』の本番を下ろされたトロンボーン奏者が容疑者の一人になっていました。
 今日のトロンボーンは上手だと思いましたよ。