ウィーン・プレミアム・コンサート トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
2023年4月13日(木)7:00PM 愛知県芸術劇場コンサートホール
 
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 ウィーン・プレミアム・コンサート
 トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン

 2023年4月13日(木)7:00PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 指 揮:秋山和慶(中部フィル音楽監督)
 ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ
 オーボエ:ベルンハルト・ハインリヒス
 
 J.S.バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調
 ブルックナー/ 交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」
    ウィーン&名古屋フィルハーモニー交響楽団 合同演奏

 4時に大ホールの《RENT》が終わり、ライブラリーで《アンドレア・シェニエ》(カレーラス)のDVDを見ながら、コンサートホール7時の『ウィーン・プレミアム・コンサート』を待ちます。

 『ウィーン・プレミアム・コンサート』はコロナによる休演で、4年振りの公演となります。
 バッハは指揮者無しの演奏で、ブルックナーは中部フィル音楽監督の秋山和慶さん指揮による名フィルとの合同演奏。
 このプログラムを聴けるのは名古屋だけで、「TOYOTA様々」ですね。

 弦楽器は外側がウィーンのメンバーで、内側が名フィルのメンバーになります。
 演奏前に握手交換あり。
 木管楽器はウィーンのメンバーで、ホルン、トランペットは2人がウィーンのメンバー。
 ティンパニーもウィーンのメンバー。

 冒頭のホルン(ロナルド・ヤネツィック)がちょっと不安定で心配しましたが、この曲はホルン協奏曲のような曲で、ホルンの難所が次々と現れます。
 カーテンコールで再登場した秋山さんはヤネツィックさんに近寄り、固い握手をしていました。

 弦楽器はウィーンのメンバーの方が動きが激しく、コンサートマスターのシュトイデさんなんか、これで第4楽章までスタミナが持つのか心配になってしまうほど。
 この演奏を聴いておけば、秋のウィーンフィルは聴かなくても良いでしょうか。

 僕はブルックナーは4番(山岡 重信)と7番(十束 尚宏)を演奏したことがありますが、4番の方が名曲だと思いました。
 『ブルックナー関連史跡』

 ブルックナーにアンコールはあるまい、と思って早めにホールを出ましたが、エレベーターホールでアナウンスがありました。
 アンコールは2曲準備しておりますが、会場の拍手が多かった方を演奏します、とのことで「ロザムンデ間奏曲」と「ピッチカートポルカ」が候補になったようです。
 で、演奏されたのは「ピッチカートポルカ」でした。