東京都交響楽団名古屋特別公演 指揮:大野和士
 2023年4月15日(土)4:00PM 愛知県芸術劇場コンサートホール
 
『REVIEW23』に戻る  『ホームページへ』  『マーラー関連史跡』
 
 
 東京都交響楽団名古屋特別公演
 2023年4月15日(土)4:00PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 指 揮:大野和士

 マーラー:交響曲第7番ホ短調

 ステージを埋め尽くした大オーケストラ。
 数多くの打楽器も並んでいます。
 ティンパニ、大太鼓、小太鼓、タンブリン、シンバル、トライアングル、銅鑼、むち、グロッケンシュピール、カウベル、低音の鐘。
 低音の鐘の存在感は圧倒的でしたね。
 旅費も運送費もかかるでしょうに、これだけの舞台を見せて聴かせていただいたことには感謝しかありません。

 この曲を聴くのは初めてですが予習も面倒なので、ぶっつけ本番です。
 しかし、大野和士さん指揮する都響の演奏には、ただただ圧倒されました。
 マンドリンもよく聞こえました。

 マーラーは1901年から1907年までの夏を、ケルンテン州・ヴェルター湖畔のマイヤーニック(マイヤーニッヒ)で過ごし、交響曲第5番(01~02年)、6番(03~04年)、7番(04~05年)、8番(08年)、「リュッケルトの詩による歌」(05年)を作曲しました。
 あの静かな村とこの巨大な曲とは、作曲家の頭の中はどうなっているのでしょうか。
 マイヤーニック(マイヤーニッヒ)については別項目で書かせていただきます。