名フィル第516回定期演奏会 〈新しい音楽の継承〉 指揮、オーボエ:ハインツ・ホリガー ハープ:吉野直子 2023年10月14日(土)4:00PM 愛知県芸術劇場コンサートホール |
![]() 名フィル第516回定期演奏会 〈新しい音楽の継承〉 2023年10月14日(土)4:00PM 愛知県芸術劇場コンサートホール ハインツ・ホリガー(指揮,オーボエ*) ハープ:吉野直子** コンサートマスター:山本友重(特別客演) 首席オーボエ:神農広樹(新日本フィル) ラヴェル[作曲者,J.F.タイヤール編]:クープランの墓(全6曲版) マルタン:3つの舞曲*/** ==休憩== ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲** ホリガー:アルドゥル・ノワール(黒い熱)-ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」による ドビュッシー:海-管弦楽のための3つの交響的素描 ウクライナとロシアの戦闘が続く中、イスラエルがハマス殲滅のためガザ地上戦に突入しようかという本日、名フィルの定期演奏会に行ってきました。 ハインツ・ホリガーはスイス生まれで84歳。 とてもお元気でした。 『クープランの墓』でラヴェル自身が編曲した4曲はオーボエが大活躍。 名フィルは首席オーボエ奏者を募集中。 本日は新日本フィルの神農広樹さんが首席オーボエを勤められました。 しかし、世界的なオーボエ奏者であるホリガーの指揮でオーボエを吹くとは、大変なプレッシャーを感じるところでしょう。 神農さんは立派な演奏をされまして、起立して拍手を受けておられました。 『3つの舞曲』と『神聖な舞曲と世俗的な舞曲』でホリガーと吉野直子さんはいつものように左側の扉から登場しましたが、退場は右側の扉でした。 これは異常な行動なので、どうしてなのか、考え込んでしまいました。 二人でのアンコールはルトスワフスキの『3つの断章より第1曲「魔法」(ハープとオーボエ版)』。 ホリガーのオーボエを実際に聴くのもこれが人生最初で最後かと、しみじみと聴かせていただきました。 考えてみれば、ホリガーの指揮を聴くのも、作曲した曲を聴くのも、人生最初で最後ですね。 ドビュッシーの『海』は僕にとってよく分からない曲です。 2022年10月20日に聴いたクラウス・マケラ指揮するパリ管弦楽団で少し分かったような気がしたのですが、本日はまた分からない曲になっていました。 今回からカーテンコールでの写真撮影が可能となりました。 僕の席からは遠すぎるけれども、結構なことかと思います。 写真撮影禁止なんて、意味が無いからね。 |