高木凛々子リサイタル in 名古屋 2024年8月10日(土)2:00PM
 電気文化会館 ザ・コンサートホール

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 高木凛々子リサイタル in 名古屋
 2024年8月10日(土)2:00PM
 電気文化会館 ザ・コンサートホール(伏見)

 ヴァイオリン:髙木凜々子
 ピアノ:三又瑛子

 クライスラー:ボッケリーニの様式によるアレグレット
 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番
 J.S .バッハ:無伴奏パルティータ第2番より「シャコンヌ」

 グノー/バッハ:アヴェ・マリア
 リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリンソナタ

 会場の電気文化会館 ザ・コンサートホールは395席。
 閉館した「しらかわホール」の受け皿でしょうか。
 本日の名古屋は38.4℃にもかかわらず、会場はほ満席でした。

 高木凛々子(たかぎりりこ)さんは1996年9月5日生まれ、東京都出身の26歳。
 東京藝術大学音楽学部卒業
 第89回日本音楽コンクール バイオリン部門第3位。
 楽器は黒澤楽器店より貸し出されたストラディバリウス「Lord Borwick(ロード・ボーヴィック)」。

 第89回日本音楽コンクール(2020年)を調べてみると、聴いたことがある人が多くて、なかなか面白い。

 1位:北川 千紗
 2位:平野 友葵
 3位:髙木 凜々子
 入選:橘和 美優

 髙木さんの演奏は少し線が細いでしょうか。
 可愛い方でスター性があるので、ストラディバリウスも貸与されるのでしょう。
 僕としては力強い北川さんの方が好みですけれどもね。
 まあ、シャコンヌを弾けるだけで「凄い」と感心してしまいます。

 リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリンソナタが作曲されたのは、交響詩『ドン・ファン』と同じ1888年だそうですが、『ドン・ファン』に較べると分かり難い曲でした

 カーテンコールでスピーチがありましたが、早口で聞き取りにくかった。
 来年も8月にコンサートがあるそうです。

 アンコール
 ポンセ/ハイフェッツ:エストレリータ(小さなお星様)
 フォスター/ハイフェッツ:金髪のジェニー