野外オペラとオーストリアの旅(3)1993年8月8日(日)
ブダペスト(2)
※オペラ座,リスト音楽院

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 さて、これでブダ観光を終わり、ケーブルカーで下に降りてペストに向かう。
 ペストに入ると街の佇まいはウィーン風。
 しかし、排気ガス臭くなり何となく印象が悪くなってくる。

 ペストでのお目当てはオペラハウスとリスト音楽院。
 アンドラーシュ通りに面したオペラハウス(→)は簡単に見つかった。
 ウィーンのオペラハウスを小振りにしたような、由
緒ありげな建物だ。


 続いてリスト音楽院を探したんだが、これが見つからない。
 リスト広場のリスト像(←)は見つけることが出来た。 リスト音楽院はこの近くのはずだが、近くの人に聞いても言葉が通じない。
 詳しいガイドブックはロンドンに置き去りにされた荷物の中だし、残念だが諦めるしかなかった。


 これでタイムアップ。
 ウィーンへは汽車で帰ることにして、ケレティ駅へ(→)。
 ハンガリーでは駅の窓口で時間がかかると聞いていたので、余裕を持って一時間前に駅に着いた。
 窓口は4つくらいあったが、並んでいるのは10人くらい。
 一時間あれば大丈夫かと安心したんだが、 ところがこれが進まないんだな。
 一人に10分くらいかかるんじゃないだろうか?
 時々係員がいなくなったりする。


 結局予定していた汽車には遅刻してしまい、乗ることが出来たのは、パリ行きの最終汽車。
 これがおんぼろ列車で、しかも途中から焦げ臭いにおいがして止まってしまった。
 で、前の車両から「ファイア、ファイア」と言いながら、人々がゾロゾロと移動してきた (@o@) 。
 列車火災が発生したのね。
 で、ウィーン到着はますます遅れ、ウィーン・ヒュッテルドルフの駅に着いたのは12時過ぎ。
 もし寝てしまったらパリまで行ってしまうので、疲れてはいたが必死の思いで起きていた。
 ホテルに着いたのは1時過ぎ。
 部屋の中にはロンドンから荷物が届いていた。

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