前へ ホームページ ロンドンの目次 次へ |
6月4日(日)の1 「ホテル・コプトーン・タラ」は、地下鉄「ケンジントン・ハイストリート」駅の近くにある。 「ケンジントン・ハイストリート」は賑やかなところだし、ホテル自体にも不満はないが、地下鉄「サークル・ライン」と「ピカデリー・ライン」の乗り換え(グロースター・ロード駅)に時間がかかる。 「ピカデリー・サーカス」までなら9番のバスで一本だが、それより先に行くのには不便なホテルだった。 この日は朝からウエストエンドの劇場をひとめぐりしてみる。 ウエストエンドの劇場は日曜休みだから、明日からの観劇のための場所の確認ですね。 部屋を出たところで、カード型のキーを部屋に忘れたことに気づく。 フロントでそう言ったところ、『YOU NEED のざき』という返事。 《のざき》ってなんだ? ゆっくり聞いてみると、『NEW OTHER KEY』と言っているようだ。 これが有名な「ロンドン訛り」なのか! その後、色々なところで『イエッシャー(YES , SIR !)』と言われたような気がする。 日曜のためか、街はひっそりとしている。 トラファルガー広場にもピカデリー・サーカスにも人がいない。 11時から「そごう」が開いたので、受け付けのお姉さんに「観光資料が欲しい」と言ってみたんだけれど、「こちらにはございません」と言われてしまった。 レスター・スクエア周辺も歩いてみる。 ハーフ・プライス・チケット・ブースも日曜日はお休みのようだ。 この日は朝から曇り空だったんだけれど、まあ晴れるだろうという甘い観測で、傘を持たずに出てきたら、強い雨が降ってきて参ってしまった。 今年のロンドンは例年になく天候が悪いそうだ。 地下鉄でコヴェントガーデンに移り、大道芸人のパフォーマンスを見てから、雨宿りを兼ねて《劇場博物館》に飛び込む。 これからの記載は1£=140円でお読み下さい。 ここにチケットオフィスがあったので、まず8日の《オペラ座の怪人》のソワレを申し込むと『あまり良い席ではないが、たった一枚の残りがあります』ということで£ 14.5 (2000円)のチケットを購入。 続いて7日の《レ・ミゼラブル》のソワレを申し込む。 僕は通路よりが好きなので(アイル AISLE と言うんだそうだ)、そう言ってみると『アイルチケットは一番高い席しか残っていない』という返事。 一番高いといっても£ 30 (4200円)なのでそれを購入。 手数料は一枚につき£ 2.50(350円)。 日曜日は休みのチケットオフィスが多いので(多分)、このチケットオフィスを見つけたのは運が良かった。 ロンドンでチケットを買う人は、各劇場のボックスオフィスを回るのは体力的に大変だから、ここをお薦めしたい。 もっとも、他のチケットオフィスは覗いてないけれど。 翌日JCBに行ったついでに8日の《オペラ座の怪人》のチケットを取れるか聞いてみたら「£30 (4200円)のチケットを£80 (11200円)で手配します。まず手に入ります」とのことでした。 前にも書いたように、日本で手配した「カーテンコール」は8500円でしたので、参考にして下さい。 今回の経験では、マチネーならまず当日券があるようです。 《劇場博物館》の中には昔からの劇場や役者のいろいろ展示がしてあるが、正直な話何がなんだか分からない。 みんな英語で書いてあるから‥‥(^^;。 売り物の《CATS》のメークアップをするコーナーにも人がいない。 |