ロンドン・オペラとミュージカルの旅
5) バック・ステージ・ツアー
 95年6月4日(日)

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 6月4日(日)の2

 12時からは《ドルリー・レーン・シアター》(昨日のミス・サイゴンの劇場です)のバック・ステージ・ツアーに参加する。
 バック・ステージ・ツアーがあるのはこの劇場だけのようだ。
 一日に何回も行われているようで、時間については劇場の前に看板が出ている。

 劇場の正面が開いていたので入ると中には20人くらいの人がいた。
 日本人は僕だけ。
 料金は£4。

 案内はアレックスという若い男性。
 まずエントランスホールで劇場の歴史の話。
 オリヴァー・クロムエルなぞという名前がちょっと聞こえた。
 冗談を言っているらしくて、みんな笑う中で一人取り残されるところが辛い (^_^ゞ。
 このエントランスホールのシャンデリアは実際に落ちたことがあるそうだ。

 続いて地下のバーへ。
 この劇場は1940年に、ドイツの爆弾が落ちたそうで、その弾頭(だかレプリカだか)が展示してある。
 すごく重くて、押しても動かない。

 廊下には昔の上演の写真が貼ってある。
 《マイ・フェア・レディー》のジュリー・アンドリュースとレックス・ハリソン、《南太平洋》の写真では、端の方にショーン・コネリーが写っている。

 それからロイヤル・ボックスに移り、バルコニーから会場の写真を撮る。

 続いて舞台の裏に回り、フォッグマシーンとドライアイスの煙の出し方の説明を受ける。
 煙に毒性が、毒性が、えーっと、あるんだかないんだか分からない (^^;。

 それから舞台の天井裏に。
 移動の途中で舞台がちらりと見えた。
 結局舞台が見えたのはこの時だけ。

 天井裏は《ターミネーター》の工場みたいに沢山の柱やパイプが走っている。
 舞台の上げ下げには、テムズ川から水を引いた水圧ポンプを使っているそうだ。

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