ロンドン・オペラとミュージカルの旅
6) 大英博物館
 95年6月4日(日)

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 6月4日(日)の3

 午後になって雨が上がり、次の目的地は「大英博物館」。

 地下鉄でコヴェントガーデンからホルボーンに移動する。
 ホルボーン駅のエスカレーターはすごく長い。
 地上に上がると方角が分からなくなるので、立っていたおばさんに道を尋ねると、僕の予測と90°違い (^_^ゞ。
 2時頃「大英博物館」に到着したが、2時30分の開館を前にすごく大勢の人が並んでいる。

 ここで博物館の前にあるパブ「MUSEUM TAVERN」で、初のパブ体験。
 ドアを開けると、中はすごく混んでいた。
 思わずひるんだが、覚悟を決めて店に入る。

 まず、食事のカウンターに。
 ハムをパイで包んだような料理(プラウマンズ・パイ)があったので、それを注文する。
 品物と引き替えにお金を払う。 £3くらい。

 お皿を持って、さてどうしようかと店内を見ていると、空いたテーブルが出来たので、そこに座る。
 それから飲み物のカウンターに行って、ラガーを頼み、これも品物と引き替えにお金を払う。
 問題なく所期の目的を果たし安心する。

 プラウマンズ・パイは見たとおり、ハムとパイの味がした。
 でも、とても冷たい。
 ラガーは日本のビールの味で、ビターよりはずっと飲みやすかった。

 食後の食器をどうするのかが心配の種だったが、お姉さんが(客がいても)どんどん片付けているので、安心してテーブルに置いてきた。

 「大英博物館」前の公衆電話から日本に電話する。
 地下鉄構内の売店でBTのテレフォンカードは買ってある。
 自宅(名古屋)の番号は、010+81+52+《市内番号》だったと思う。
 声は日本でかけているのとほとんど変わらぬ鮮明さ。
 正午にかけると日本は夜の8時、ということで、出来るだけ正午に電話することにする。

 開館の2:30を過ぎても「大英博物館」の前は相変わらずすごい混雑で、入場制限をしているようだ。
 待っていてもきりがないので、列の最後に並ぶ。
 日本人多し。
 入館の際、手荷物チェックあり。

 朝から歩き続けて、もうこの時点でかなり足が痛くなっていたんだけれど、それにしても「大英博物館」は広すぎた。
 入口右側の図書室でマグナカルタと楽譜を見て、あとは旅行前にビデオでチェックしたエジプトとギリシャ関係だけを見ることにする。

 「大英博物館・見学記念ガイド」という日本語のガイドブックを買ったが、ガイドブックの内容と実物がなかなか結びつかない。

 足を引きずりながら回ったが、パルテノン関係と、ニアリッド・モニュメントという神殿(?)が印象に残った。
 ロゼッタストーンの前には人がいっぱい。
 アッシリア関係も面白そうだったので、ビデオをチェックしてくればよかった。
 ミイラは2階・60番の部屋にたくさんあったが、すごい混雑と暑さでますます疲れてしまった。

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