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◇ 6月5日(月)の2 それからあちこち回って「ナショナル・ギャラリー」へ。 鑑賞に1時間程度を予定していたんだけれど、入った途端とても無理だと分かった。 絵が多すぎる。 「ナショナル・ギャラリー」の日本語ガイドブックは「ナショナル・ギャラリーの20の絵」とかいうんだけれど、僕はたった20ではとても我慢が出来ないので買わなかった。 僕の参考書は「ラ・ミューズ・ロンドン国立絵画館」(講談社)。 この本と英語のマップを見比べながら館内を歩き回る。 漫画「エロイカより愛をこめて」に出てくるブロンツィーノも見たような気がするが。。。。 有名な絵は別として、僕が気に入ったのは「麦わら帽子の自画像」という女流画家(エリザベス・ヴィジェ・ルブラン・1782年)の絵。 この人、絵が上手な上に美人なんだ (^_^) 。 しかし、ゴッホの「ひまわり」が一枚で何十億円かしたんでしたっけ? 「ナショナル・ギャラリー」にはそんな絵がごろごろ転がっている。 これほどの絵画を集めた大英帝国の歴史に圧倒されるとともに、火事には気をつけていただきたいとつくづく思った。 「ナショナル・ギャラリー」の次は「セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会」での「ランチ・タイム・コンサート」(1:05PM開演)。 この教会は、ネヴィル・マリナー指揮の「アカデミー室内管弦楽団」の本拠地として有名だ。 この日の演目はクラリネット独奏で、ウェーバーの曲などを演奏していた。 入場無料。 ほぼ満席。 1曲聴いてコヴェントガーデンに移動する。 |