ロンドン・オペラとミュージカルの旅
10) ナショナルギャラリー
セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会
95年6月5日(月)

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◇ 6月5日(月)の2

 それからあちこち回って「ナショナル・ギャラリー」へ。
 鑑賞に1時間程度を予定していたんだけれど、入った途端とても無理だと分かった。
 絵が多すぎる。

 「ナショナル・ギャラリー」の日本語ガイドブックは「ナショナル・ギャラリーの20の絵」とかいうんだけれど、僕はたった20ではとても我慢が出来ないので買わなかった。
 僕の参考書は「ラ・ミューズ・ロンドン国立絵画館」(講談社)。
 この本と英語のマップを見比べながら館内を歩き回る。

 漫画「エロイカより愛をこめて」に出てくるブロンツィーノも見たような気がするが。。。。

 有名な絵は別として、僕が気に入ったのは「麦わら帽子の自画像」という女流画家(エリザベス・ヴィジェ・ルブラン・1782年)の絵。
 この人、絵が上手な上に美人なんだ (^_^) 。

 しかし、ゴッホの「ひまわり」が一枚で何十億円かしたんでしたっけ?
 「ナショナル・ギャラリー」にはそんな絵がごろごろ転がっている。
 これほどの絵画を集めた大英帝国の歴史に圧倒されるとともに、火事には気をつけていただきたいとつくづく思った。

 「ナショナル・ギャラリー」の次は「セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会」での「ランチ・タイム・コンサート」(1:05PM開演)。
 この教会は、ネヴィル・マリナー指揮の「アカデミー室内管弦楽団」の本拠地として有名だ。
 この日の演目はクラリネット独奏で、ウェーバーの曲などを演奏していた。
 入場無料。
 ほぼ満席。
 1曲聴いてコヴェントガーデンに移動する。

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