《エリザベート》とスイスの旅 1996年8月13日の1
シュテファン寺院・アウグスティナー教会(ウィーン)

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 今日はロンドンからウィーンに移動。
 ロンドン・ガトウィック空港からウィーンへの飛行機は、予定通り午後1時過ぎに、シュヴェヒャート空港に到着した。
 両替を済ませロビーに出ると、シャトルバス『MAZUR』というカウンターがあったので申し込む。
 240シリング(1シリングは10〜11円)で、15分おきに発車だそうだ。
 ところが、利用するのは僕一人みたいで、連れて行かれたところは普通の乗用車。
 白タクだったのかな?
 帰りのエアバスは70シリングだったので、参考にして下さい。
 まあ、こちらは時間が大事だったから、特に不満もなかったが。

 ホテルはウィーン西駅前の、アウストロテル・ホテル。
 ここは本当に西駅の前に建っていて、空港からのアクセスも、地下鉄も鉄道も、何もかも揃っており、すこぶる便利なロケーション。
 ただ、エアコンがないので、居心地は悪かった。

 ウィーンで僕に与えられた時間は、今日の2時間と明後日だけ。
 ということで、すぐに街に飛び出す。
まずはウィーンのシンボル、シュテファン寺院のカタコンベ(地下墓地)。
 シュテファン寺院には今までに何回か来たことがあるが、僕はちょっと閉鎖恐怖症気味なので(^_^;、カタコンベは敬遠していた。
 しかし、今回はエリーザベトの旅。
 ハプスブルグ家の人々の内臓が収められている、このカタコンベを落とすわけには行かない。
 カタコンベはガイドツアーが催行されている。
 若い男性ガイドが、ドイツ語と英語で説明していた。
 グループは30人くらい。
 関西弁のカップルがいた。
 ハプスブルグ一族の内臓(心臓以外)は、壺に納められて棚に並べられていた。
 で、僕は思いきって『エリザベートの内臓はどれか?』とガイドに尋ねてみた。
 彼の説明は、次のような内容だった(たぶん (^_^;)。
カタコンベの入り口

 ハプスブルグ家の人々は死ぬと解剖され、心臓はアウグスティナー教会、それ以外の内臓はシュテファン寺院に納められた。
 しかし、このような残酷な習慣は、フランツ・ヨーゼフによって中止された。
 このような処理を受けたのは、彼の祖父が最後である。

 だから、エリザベートもフランツ・ヨーゼフもルドルフも WHOLE BODY IN ONE PIECE で、カプツィーナー教会のカイザーグルフトに収められている。
 ただ、最後の皇帝カール一世のツィタ皇后の心臓だけは、彼女の希望で彼女が住んでいたスイスに埋められている。

 ちなみに、カタコンベの出口はモーツアルトの葬儀が行われた(という)、教会外壁のクルツィフィクス礼拝堂だ(写真右 → )。


 続いて、アウグスティナー教会(写真左 ← )に急ぐ。
 ここはフランツ・ヨーゼフとエリザベートの結婚が行われた教会で、ミュージカル《エリザベート》で『全ての質問は終わった』が歌われる舞台。
 この教会にはハプスブルグ一族の心臓が収容されているはずなんだが、 なんと! 教会は修理中で見ることが出来なかった(i_i)。
 土・日曜日にはオルガンコンサートがあるようだが、その頃には、僕はもうウィーンにはいない(この日は火曜日)。

 結局、この教会に入ることが出来たのは4年後のミレニアムになってしまった。
 


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