《エリザベート》とスイスの旅 1996年8月13日の2
CD と オペラチケット アン・デア・ウィーン劇場《エリザベート》

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 そうこうするうちに観光の時間は終わってしまったので、ミュージカル《エリザベート》の新発売されたライブ録音CD新発売)を買いにオペラ座のそばの『アルカディア』に行ってみた。
 ところが、『売り切れなので、明日来るように』と言われ、危機感を持つ。

 まだまだ僕の行動は続く。
 明後日のシェーンブルン宮殿・野外オペラ《ドン・ジョバンニ》のチケットを購入するため、オペルン・リングにあるJCBへ。
 ところが、このチケットは直接ウィーン・カンマー・オパーで買うよう言われてしまった。
 ウィーン・カンマー・オパーの事務所は5時まで営業しているとのことで、あと30分!
 急いでタクシーに飛び乗った。
 お茶を出してもらってこんな事を言うのはなんだが、ウィーンのJCBの係員は、ロンドンに較べるとちょっと素人っぽいような気がした。

 ウィーン・カンマー・オパーは有名なレストラン『グリーヒェン・バイスル』の近くにあるんだが、市内は歩行者専用道路や一方通行が多いためだろう、タクシーはぐるぐる遠回りしているようだ。
 事務所の入口で『ドン・ジョバンニ!』と言うと奥を指さされたので、奥のカウンターで再び『ドン・ジョバンニ!』と言ってチケットを買う。
 席は後ろから2番目の通路寄りという僕好みの席(550シリング)。
 ところがこれがとんでもない勘違いだったことは、当日分かる。

 ここでホテルに戻り、《エリザベート》観劇のための休息をとる。
 いよいよ待望の《エリーザベト》を観ることが出来るかと思うと、興奮を抑えられない(^_^)。

 6時半には、アン・デア・ウィーン劇場の向かいのナッシュマルクト到着。
 ナッシュマルクトは市場なんだが、時間が遅いため閉まっている店が多い。
 本当は『ノルトゼー』に行きたかったけど、ここも閉店。
 仕方がないので『OHH! SUSHI!』という寿司バーへ。
 この店の東洋人の店員は、一人も日本語を話さなかった。
 寿司の味は、少し乾燥気味だがまあまあ。
 突然強いシャワーが降り始めたので、GENMAI TEE(25シリング)を飲みながら、雨宿りを決め込む。

 7時15分、開演30分前になったので劇場に入る。
 会場内は赤と金の彫刻で飾られ、比較的こじんまりとした印象。
 中央にはハプスブルグ家のシンボル、双頭の鷲が飾られている。
 新発売のライブ録音CDを買おうと思ってカードを出すと「キャッシュ・オンリー」と言われてしまった。
 トラベラーズチェックをひらひらさせてみたけれど「ダメ!」とのこと。
 お土産にたくさん買いたかったのに、とんだ作戦間違いだ。。

 ミュージカルの内容についてはレビュー(超大作)をお読み下さい。
 


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