ドイツ音楽紀行(35)1997年4月20日(日)
ロンドン → 名古屋

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 いよいよ帰国の日がやってきた。
 BA21便『ヒースロー → 名古屋行き』の出発時間は14:55ということで、時間があるので、ちょっと街に出てみた。

 ピカデリーからレスタースクエアの辺りを歩いてみたんだが、日曜ということで、どの店も閉まっている。
 トラファルガー広場のナショナル・ギャラリーなどの美術館も午前中は閉館している。
 ただ当てもなく歩いていても足が疲れるだけなので (^_^;、ビッグベンを見ようと地下鉄駅に向かった。

 ところが、どういうわけか、この方面行きの地下鉄は、どれも運行中止。
 駅には事情が分からぬ観光客がうろうろしていた。
 仕方がないので、市内観光を諦め、早めにヒースローに行くことにした。

 しかし、この日はまだ良かったようだ。
 翌日はIRAのテロ予告のため、地下鉄が全面的に止まってしまったようだ。
 日本の新聞で読んだんだが。

 後は、特に書くこともなく、名古屋着は4月21日(月)の午前11時過ぎ。
 午後から、仕事に戻った。

 ということで、今回の『ドイツ音楽紀行』は終わりました。

 クラシック音楽ファンの僕としましては、何年も前から『ブラームス、ベートーベン、シューマン、ワーグナー、ゆかりの地をいつかは訪れたい』と思っておりましたので、綿密な計画を立て、その計画を我ながら、朝から晩まで精力的にこなしまして、『見るべきものは全て見た』という満足感があります (^_^) 。
 しかし一方、『全てを見てしまったので、もう、この地方には行くことがないかも知れない』という寂しさも感じております (^_^;。
 まあ気を取り直しまして、次の目標はブラームス生誕の地・北ドイツ、そして、バッハ、ヘンデルの東ドイツですね。

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