ロンドン・ミュージカル紀行 1997年12月31日(水)
7)ダイアナ妃を巡って セントポール寺院・ケンジントン宮殿

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 今回のロンドン旅行では、時節柄 (^_^;ダイアナ妃(1997年8月31日にパリで事故死)をテーマとしてみた。
 まずはロイヤル・ウェディングのセントポール寺院から。

 地下鉄をブラック・フライヤーズで降りて、狭い通りを抜けると、目の前に巨大なセントポール寺院が建っていた。
 この正面からロイヤルカップルが出てきたんだね。
 《オリヴァー!》や《メリー・ポピンズ》など、ミュージカルでもお馴染みの寺院だ。

 セントポール寺院の地下は『クリプト』という地下墓地になっていて、ネルソン、ウェリントン、レン(この寺院の設計者)など、有名人のお墓がある。
 ナイチンゲールやアラビアのロレンスはレリーフだけで、お墓は別にあるみたいだ。
 明るい照明までされて、まるで美術館みたい (@o@)。

 僕が見たかったのはオペレッタの作曲家アーサー・サリヴァンのお墓。
 毎年、名古屋の夏の風物詩として、大須演芸場で大須オペラが上演される。
 僕はこの浅草オペラの再興を目指した大須オペラが大好きなんだが、今年の演目はサリヴァンの《軍艦ピナフォア》で、大変楽しみにしているんだ (^_^) 。

 あと個人的には、ペニシリンの発見者フレミングのお墓かな。
 彼は火葬されたので、灰が壁に納められている。

 セントポール寺院の隣には『ニッポン・センター』という本屋さんがあって、新聞を買いたかったんだが、少し時間が早すぎてまだ開店していなかった。

 次にケンジントン宮殿からダイアナ妃葬儀のパレードの道をたどってみた。
 ビデオで研究したんだ (^_^;。

 ケンジントン宮殿はこの時期、公開はされていないようだった。
 門扉の向こうに花束が置いてあるのが見えた。
 ケンジントン・ガーデンズで、池の上を2羽そろって飛ぶ白鳥(?)と、目の前に現れたリスを激写。
 この日はすばらしい快晴だった。

 それから『レ・ミゼラブル10周年コンサート』が開かれたロイヤル・アルバート・ホール経由で、ハイド・パーク・コーナーからバッキンガム宮殿へ。
 ちょうど衛兵交代の時間だったみたいで、ブラスバンドの行進を見ることが出来た (^_^) 。
 観光客多し。

 それからザ・モールを通って、セント・ジェームズ宮殿を覗き、ヨーク公記念碑を右へ曲がって、建物の下を通ってホース・ガーズ。
 馬と記念写真を撮って、本日の観光はここでタイムアップ。
 マチネの《オペラ座の怪人》に向かった。
 
 
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