ロンドン・ミュージカル紀行 1997年12月31日(水)
10) トラファルガー広場のカウントダウン

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 さて《FAME》が終わって僕はホテルに帰りたかったんだが、奥さんが「トラファルガー広場に行ってみたい」と言う。
 『地球の歩き方』に「12月31日の夜にロンドンにいる人は、ぜったいトラファルガー広場に行ってみて。女性はたくさんの人からキスがもらえて楽しい 云々」と書かれているんだな (^_^;。

 ということで、ヴィクトリアからレスタースクエアまで、地下鉄で移動。
 レスタースクエアの地下鉄駅には3本の長いエスカレーターが並んで動いていた。
 両端は上りで超満員。

 真ん中は下りで誰も乗っていないんだが、一人の若者がそのエスカレーターを駈け上り始めた (@o@)。
 周囲全員からのすごい声援を受けながら彼は上っていたが、もうすぐ地上というところで力尽き、落胆と嘲笑のブーイングの中を、下へ落ちていった (^_^;。

 地上に出たところでビックリ仰天。
 そこは凄まじいラッシュであった。
 この駅からトラファルガー広場までは近いんだが、我々のように英語を話せないものが、とても行けるような状態ではない。

 地下鉄に戻ろうと思ったその瞬間、地下鉄の入り口が一斉に閉まってしまった (@o@)。
 張り出された紙を読んでみると、レスタースクエア・コヴェントガーデン・ホルボーンの駅は閉めてしまうんだそうだ。
 思いもかけない事態に、呆然としてしまった (^_^;。

 仕方がないのでホテルの方向(ピカデリー・サーカス方向)に歩き始めたんだが、芋の子を洗うような状態。
 ピーピーと警官が鳴らすような笛の音が、大変にうるさい。
 この笛を売っている人がいて、みんなが鳴らす事になっているようだ。

 酔っぱらっている人が多く、何が起こるか分からない、お先真っ暗状態で辿り着いたピカデリー・サーカスでも、駅は閉まっていた (@o@)。
 しかし、警官に聞いたところ、1つだけ開いている入り口を教えてもらうことが出来た\(^o^)/。

 やっとの思いで帰ったホテルでTVをつけたら、日本語放送で『ゆく年来る年』が放送されていた (^_^) 。
 チャンネルを回すと、地元のテレビでトラファルガー広場とエジンバラのカウントダウンを実況中継していたので、それで年越しをすることにした。

 エジンバラの方が、花火が上がったりして華々しい。
 ロンドンではタワーブリッジ付近で、花火が上がったようだ。
 
 
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