ウィーン・ミレニアム紀行(1)1999年12月29日(水)
関空 → ウィーン

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 『ホテル日航関西空港』にて、8時起床。
 TVではオウム真理教の上祐受刑者が出所したというニュースが流れている。
 8時30分、LHカウンターにチェックイン。
 時間があるので、ついでに東京三菱銀行で両替。
 CASHレート8.65とのことで9515円が1100シリングになった。
 1シリング、8.7円くらいなのかな?

 LH741の出発時間は10:30。
 座席は24Gで、ここはスクリーン前の足がゆっくり伸ばせる、またサービスが最初に始まる、特等席であった。
 所要時間11時間10分。 日本との時差は8時間。
 機内は思いのほか空いていて、例えば24列10席に座っていたのは6人。
 もちろん団体など全ての席が埋まっている列も多かったけど。
 ベルリンで演奏する若いオーケストラや、ボンで第九を歌う団体も一緒だった。
 機内食はあまり美味しくなかった。
 フランクフルト到着は13:50で、予定時刻(14:35)より、かなり早かった。
 天候は雨で気温は4度ということだったが、雪が無いのにはホッとした。
 パスコントロールはここで行ない、ウィーンではフリーパスだった。

◇フランクフルト空港で一人で大騒ぎした話

 ここでウィーン行きに乗り継ぐんだが、手持ちののボーディングパスには『Boading Time 16:30 GATE B11』と書かれている。
 ところがロビーの大きな出発時刻表にはこれに対応した飛行機が無い。
 この時間のウィーン行きはオーストリア航空で『WIEN ANNULLIERT GATE A』と書かれている。
 ウィーンにはアヌリエルトという空港があるのだろうか?
 ところが空港のインフォメーションで聞くとANNULLIERTとはキャンセルということなんだそうだ (@o@) 。
 一体どうなってしまったのだろう?
 LHのカウンターに飛んで行ってコンピュータで調べてもらうと、B11で間違いないとのこと。
 一体どうなっているのだろう?
 これは結局、ボーディングパスには搭乗時間(16:30)が、そして時刻表には出発時間(17:00)が書かれていたのね。
 一人で大騒ぎして、あっちこっち聞いて回って、結局元通りなんだものね。
 すっかり疲れてしまいましたよ (^_^;。
 でも、何かおかしいな。

 ウィーンへの飛行機は満席で、到着は18:20。
 ウィーンは雪の中であった (^_^;。
 空港内のBankomatのキャッシングマシーンで2000シリングを確保。
 両替所には、WE BUY 12.959 ,WE SELL 13.581 と掲示されていたが、1シリング7.7円ということなのだろうか?
 関空では8.7円だったのかな?
 計算が苦手で、あまり自信ないけど (^_^ゞ。

 19:10、リムジンバス(70シリング・満席)でシティ・エア・ターミナルへ。
 19:30、到着。 ここからタクシーでホテルへ向かう。
 タクシー代は108シリングで、20:00前にチェックイン終了。

 今回のホテルはフランツ・ヨーゼフ駅前のホテル・ベルビュー。
 これはヨーロピアンスタイルのクラシックなホテルであった。
 クラシックというよりは設備が古すぎるというほうが正直な感想であろうか (^_^;。

 午後8時とまだ時間が早いので、ホテル周囲を探検してみた。
 フランツ・ヨーゼフ駅はガラス張りの近代的な建物だが、中に怪しい人たちがたむろしていたのですぐに逃げ出した。
 他に目だった店もなく、この辺りは少なくとも夜には寂しい場所だと思われた。

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