ウィーン・ミレニアム紀行(2)12月30日(木)の1
病理解剖学博物館

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 ベルビューホテルの朝食はバイキング。
 種類が少ないかとも思ったが、それほど量を食べられる訳でもないしね。
 何はともあれ、まずセンメル(と発音していた・ウィーン名物のパン)を。

 フランツ・ヨーゼフ駅(写真右 → )で72時間フリー切符を買って、駅前からトラムDに乗る。
 このトラムはショッテントアからリングに入ってオペラ座経由で南駅まで行く路線で、使い勝手は良かった。

 本日はショッテントアからタクシーで病理解剖学博物館へ。
 この博物館は開館時間が木曜の朝8時から11時までとかいう変則的なものなので、どうしても今日行っておかなくてはならない。
 
 ガイドブックに書かれた住所 SPITALGASSE2はウィーン大学だった。
 あまりに広い構内にしばし呆然としてしまった (@o@) 。
 それに通りがかりの学生に聞いても、誰もこの博物館を知らないんだな。
 そのうち学内書店を見つけたので質問してみると、この建物は大学の反対の端にあるんだそうだ。
 かなりの距離を歩いて、僕はその煉瓦造りの丸い建物を見つけることは出来た。
 しかし正面に貼り紙がしてあって、それには『2000年4月まで閉館』と書かれているんだな (@o@) 。
 帰り道は遠かったよ (^_^;。
病理解剖学博物館 テオドール・ビルロートの像


 ウィーン大学の構内には、テオドール・ビルロートの像が建っていた。
 ビルロートは世界で初めて胃切除術を成功させた大外科医であり、また作曲家ブラームスの生涯にわたる友人でもあった。

 次に目指すは定番のシュテファンプラッツ。
 この日のウィーンは曇り空で気温は低かった。
 風も強かったので、暖冬の日本から来た身には寒さがこたえた (^_^;。
 歩道はおおむね雪が無かったが、除雪車に除雪された雪が車道の両側に土手のようになっている。
 6〜7階の屋根からせり出した雪が落ちるのも心配で、下を見て上を見て左右を見て横断するのには疲れた (^_^;。

 ケルントナー通りにはクリスマスの飾り付けが残っている。
 これは、1月6日の公現節までクリスマスの飾り付けを残す習慣があるためなんだそうだ。
 公現節は、東方から3人の王が生まれたばかりのイエスを訪ねてやってきた、という祝祭日。
 

 
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