バッハ街道の旅(5)2000年5月3日(火)
ドレスデン(ゼンパーオパー・ガイドツアー)
 
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 2時からゼンパーオパーのガイドツアーに参加した(9マルク)。
 ガイドツアーの予定は劇場前に掲示されており、集合は劇場右横の扉。
 我々のグループは50人くらいかな。
 劇場内には他に2〜3のグループがいた。
 
ガイドツアー集合は劇場向かって右側 ガイドツアーを待つ行列
 
 
 まず客席に座って、劇場についてのお話。
 これがドイツ語なので、ちっとも分からない (^_^;。
 入り口のクロークで日本語の案内が売られていたので(10マルク・500円)、それを読んで時間をつぶす。
 座席数は1309と書かれている。
 劇場の内装は豪華絢爛。

 ドレスデンにおけるオペラの歴史は17世紀に始まる。
 ウェーバーは1817年から26年まで楽長を務め、自作の《魔弾の射手》等を指揮した。
 ゴットフリート・ゼンパー設計になる歌劇場は1841年に完成した。
 、初代楽長を務めたワグナーは《リエンツィ》《さまよえるオランダ人》《タンホイザー》をこの劇場で初演した。
 
ゼンパーオパー劇場内 ヴェスタビュール


 続いて、ロビーに移動する。。
 両サイドにあるヴェスタビュールというコーナーは人造大理石の柱が立ち並び、これまた豪華絢爛。
 ガイドツアーの所要時間は1時間くらい。
 見るのは劇場内とロビーだけだから、オペラを見る人には時間の無駄かも。

 終了後タクシーを拾って、郊外のワグナー記念館とウェーバー記念館へ向かう。
 タクシーの運転手が『何キロもあるけど本当にいいのか?』と訊くけれど、仕方がないじゃないか (^_^ゞ。
 この運転手が『ワグナーファンか?』と聞くので、『Ja!』と答えたら、重い本を渡された。
 これがゼンパーオパーの年間プログラム (@o@) 。
 なんと、この運転手さんはバイロイトに5回も行ったというワグナーファンであった (^_^) 。
 で、彼は喜んじゃっていろいろ話をしてくれるんだが、98%は分からない。
 時々『分かるか?』と訊かれて、アルカイックスマイルで応える自分が何とも情けない (^_^;。
 

 
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