バッハ街道の旅(15)2000年5月5日(木)
ライプツィッヒ (ワーグナー生家跡ほか)

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 ライプツィッヒ観光の残りは、まずニコライ教会。
 この教会は1213年に創設され、ドイツ最大級のオルガンを持っている。
 トーマス・カントールと市音楽監督を兼任したバッハはこの教会のオルガンを演奏し、指揮台に登った。

 また、この教会で行われた月曜集会が民主化デモへと発展し、やがて1990年10月のベルリンの壁崩壊に至ったという、現代史の現場でもある。

 次は1565年開業というカフェ・バウム。
 壁にはシューマン、メンデルスゾーン、ワグナー、グリーグ、リスト、レーガー、マーラーなど、作曲家の肖像が掛けられている。
 ここではシュパーゲル(アスパラガス)のサラダを頼んでみた。
 ゴールデンウィークはシュパーゲルの季節 (^_^) 。
 
カフェ・バウム 内部の展示
 
 
 それから、リヒャルト・ワグナー広場に面して建つデパート『ホルテン』にある『ワグナー生家の跡』のプレートを見る。
 ライプツィッヒにはクララ・シューマンの生家もあったはずで、ノイマルクトに面していたという話。
 ノイマルクトって何処だろう?
 
デパート『ホルテン』 生家の跡のプレート
 
 
 6時からは聖トーマス教会の『バッハ・モテット・演奏会』。
 今日は正面の入り口が開いていて、子供が受付をしていた。
 後から考えれば、彼らは聖トーマス教会合唱団員だったんだ。

 一階席からでは、二階にいる演奏者を見ることが出来ない。
 合唱はボーイソプラノが入った聖トーマス教会合唱団だし、オルガンの響きも教会らしくて良かったんだが。
 教会には架設の二階席があり、そこからだと演奏者を見ることが出来るらしい。
 

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