バッハ街道の旅(18)2000年5月6日(金)
ワイマール(ゲーテの家・国民劇場)

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 続いてワイマール城へ。
 ここでタクシーとはさようなら(12マルク・600円)。
 ワイマール城はまたしても工事中であった。
 この城は美術館となっており、特にクラナッハの絵が多く展示されていた。
 ルター夫妻の肖像画が有名であろうか。
 建物があまり大きくて、道に迷ってしまった (^_^;。
 バッハはこの城で働いたはずだが、特にプレートなどは無かったと思う。
 
工事中のワイマール城 ゲーテの家
 
 
 次はゲーテの家。
 ここは観光地化してしまって、ひどかった。
 入ったところが図書館の受付のようなモダンな内装。
 そこで料金を払って、右側の入り口を入ると、そこがゲーテの家。
 中にはギリシャ彫刻がところ狭しと並んでいた。
 これはゲーテ自身のコレクションなのであろうか?
 やたら見物人は多いし、時間はないし、適当に走りながら廻ったんだが、大きなクラヴィコードが目にとまった。
 少年メンデルスゾーンがゲーテの家を訪れたのは有名な話だが、彼はこのクラヴィコードを演奏したのであろうか?

 続いてヘルダー教会(写真右 → )。
 ここもまた工事中であった。
 中に入ると祭壇近くに20人くらいの人が座っている。
 仕方がないので、有名なクラナッハの祭壇画は遠くから眺めて、絵はがきを買っておいた (^_^;。

 だんだん時間が無くなってきたので、ここからはひたすら走る (^_^ゞ。

 ワイマールといえば、何はともあれ国民劇場のゲーテとシラーの像。
 彼らが眺めているのは、バウハウス博物館。
 バウハウスのリーダーであるワルター・グロピウスは、アルマ・マーラー(作曲家グスタク・マーラーの妻)の再婚相手としても有名。
 
定番・ゲーテとシラーの像 バウハウス博物館
 
 
 時間がないのでシラーの家はすっ飛ばして、マルクト広場(写真左 ← )へ。

 マルクト広場にはクラナッハの家があるはずだがよく分からないのでお巡りさんに聞いたところ、不思議そうな顔ですぐ前の店を指さした。
 クラナッハの家って、普通のお店になっていたのね (@o@) 。
 
 さて、いよいよ残り30分。
 インフォーメーション(クラナッハの家なんだか、その隣なんだか)でタクシー乗り場を聞いたところ、かわいいお姉さんが電話でタクシーを呼んでくれた (^_^) 。

 でタクシーで駅に戻って、残り時間は20分。
 やはりワイマールのように見所の多い街を2時間で廻り切るのは無理であった。
 3時間はないとね(ホントカ (^_^ゞ?)。
 

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