バッハ街道の旅(19)2000年5月6日(金) |
ワイマール 12:00 → フランクフルト 14:38 オペラの関係でアイゼナッハは翌日まわしとして通り越し、フランクフルトへ。 フランクフルト駅はドレスデンのように汚い (-_-) 。 フランクフルトのホテルはモノポール。 しばし休憩後、Sバーンでヴィースバーデンに向かった(所用1時間)。 駅前からタクシーに乗り、まず目指すは『 SCHO:NE AUSSICHT 7 』にあるブラ3の家。 大作曲家ブラームスは1883年の夏、ヴィースバーデンに滞在して《交響曲第3番》を作曲した。 彼は、この町に住むヘルミーネ・シュピースという若い女性歌手が気に入ったんだそうだ。 僕は今まで、交響曲第1番のザスニッツ、交響曲第2番のペルチャッハ、第4番のミュルツツーシュラークを訪れたことがある。 交響曲第3番の家も1997年4月に探したのだが『 SCHO:NE AUSSICHT 』までは分かったのだが番地不明で涙をのんだ。 その後ヴィースバーデンのブラームス協会に問い合わせて『7番地』だと分かり、再挑戦となったわけだ。 タクシーは SCHO:NE AUSSICHT で左折するところを右折してしまった。 『ナンバーは難しい』と言い訳をしていたが、たしかに間違いやすい番地の並びではある。 ブラ3の家は静かな緑の多い住宅街にあった、比較的新しい建物だ。 建て替えられたのであろうか?
道に面して2つの扉があり、右側の扉に『1883年の夏、ヨハネス・ブラームスはこの家に住み交響曲第3番を作曲した』というピアノを弾くブラームスのレリーフ付きのプレートが付けられていた。
しばし、ブラームスの気持ちになって散策を楽しむ。 高い建物が無かった当時は『 SCHO:NE AUSSICHT =美しい見晴らし』というように見晴らしが良かったのであろう。 この通りはクアパークに近く、ブラームスはクアパークを散策しながら交響曲第3番の構想を練ったのであろう。 |