ルートヴィヒ紀行(6)2001年5月1日(火)
ホーエンシュヴァンガウ城

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◇ ホーエンシュヴァンガウ城

 もう何年前になるのでしょう、前回ノイシュヴァンシュタイン城に来たときは、長い登り道で疲れてしまったので、今回馬車に乗ることには何のためらいもありませんでした (^_^;。
 ホーエンシュヴァンガウ城行きの馬車はチケットセンターの前から出ています。
 しかし、このお城はホテル・ミュラーを過ぎるとすぐ右手に見えてきて、歩いて登っても大丈夫そう。
 馬車は少し遠回りして、アルプゼーの湖畔から山道に入りました。


 ホーエンシュヴァンガウ城からは、左手にノイシュヴァンシュタイン城,、右手にアルプゼー、が望めます。

左手にノイシュヴァンシュタイン城 右手にアルプゼー
前庭の噴水 ガイドツアーを待つ人々

 ガイドツアーの時間は、10分遅れだったでしょうか。
 まあ、許容範囲でしょう (^_^) 。
 英語ツアーといっても、案内係のおじさんが手に持ったカセットテープを流すスタイル (^_^;。
 30分くらいで出されてしまった、という感じ。

 ホーエンシュヴァンガウ城はルートヴィヒ二世が幼い頃から過ごしたお城で、『ローエングリン』の壁画が印象的でした。
 ノイシュヴァンシュタイン城にワーグナーのオペラのシーンが描かれているのは有名な話です。
 しかし、ホーエンシュヴァンガウ城の『ローエングリン』は壁画の方が先なんだそうです (@o@) 。
 つまり、ルートヴィヒ二世は子供の頃からこの壁画でローエングリンに憧れていて、ワーグナーのオペラ《ローエングリン》にその理想の姿を見たわけです。
 そして、彼のワーグナー崇拝が始まったわけです。

 このお城にはワーグナーもよく訪れて宿泊しました。
 彼が弾いたワーグナー・ピアノが展示されており、これは彫刻がされた立派なアップライトピアノでした。

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